NHK連続テレビ小説「あんぱん」は、第17週「あなたの二倍あなたを好き」を放送中です。7月25日に放送される第85回では、物語の重要人物である嵩（たかし）と、のぶの関係が大きく動き出す予感が漂います。
「あんぱん」の物語：アンパンマン誕生秘話
連続テレビ小説「あんぱん」は、「アンパンマン」の生みの親として知られる漫画家・絵本作家のやなせたかしさん（1919年～2013年）と、妻の暢さん（1918年～1993年）をモデルにした作品です。何者でもなかった二人が、幾多の荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現する「アンパンマン」へとたどり着くまでの「愛と勇気の物語」を描き、視聴者に生きる喜びを伝えます。
第85回あらすじ：嵩の覚醒と新たな局面
第85回では、のぶ（今田美桜さん）が、嵩（北村匠海さん）にひどいことを言ってしまったと、八木（妻夫木聡さん）に心の内を漏らします。一方、元気をなくしていた嵩を励ますため、羽多子（江口のりこさん）たちが手料理を振る舞います。
そんな中、蘭子（河合優実さん）が放った「好きな気持ちをなかったことにしないで」という言葉が、嵩の心に深く突き刺さります。この言葉がきっかけとなり、その夜、嵩は編集室に戻り、黙々と表紙の絵を描き始めます。これは、彼がクリエイターとして「覚醒」する兆しとなる重要な展開です。
そして2日後、心にぽっかりと穴が空いたままののぶがガード下で子供たちに囲まれていると、そこに謎の人影が近づいてきます。この人影が誰なのか、そして嵩の覚醒がのぶとの関係にどのような影響を与えるのか、今後の展開から目が離せません。
連続テレビ小説「あんぱん」第85回、北村匠海演じる嵩（たかし）がついに覚醒へ向かう重要な一場面。のぶ（今田美桜）との関係性にも注目。
注目が集まる「あんぱん」の次なる展開
今回の第85回は、嵩というキャラクターの成長と、のぶとの関係性における新たなフェーズの始まりを予感させます。二人の「愛と勇気の物語」がどのように紡がれていくのか、今後の「あんぱん」の展開に引き続きご注目ください。
