「19番目のカルテ」第2話視聴率11.6%に上昇!松本潤主演作が描く「ヤングケアラー」問題とサプライズ出演者の反響

TBS系日曜劇場「19番目のカルテ」(日曜午後9時)の第2話が7月27日に放送され、世帯平均視聴率が11.6%を記録したことが翌28日に判明しました。初回から0.2ポイント上昇し、安定した人気を示しています。本作は、嵐の松本潤が自身初の医師役を演じるヒューマン医療エンターテインメントとして、放送前から大きな注目を集めていました。

安定した高視聴率と注目集まる医療ドラマ

松本潤が主演する「19番目のカルテ」は、初回放送で世帯平均視聴率11.4%を記録し好調なスタートを切りました。参院選番組による休止を挟んだ2週ぶりの放送となった第2話では、さらに0.2ポイント上昇し11.6%をマーク。個人視聴率も7.1%を記録し、日曜夜の視聴者を惹きつけています。

TBS日曜劇場「19番目のカルテ」で医師役を演じる松本潤TBS日曜劇場「19番目のカルテ」で医師役を演じる松本潤

本ドラマは、富士屋カツヒトさんの連載漫画「19番目のカルテ 徳重晃の問診」が原作です。「コウノドリ」シリーズを手掛けた坪田文さんが脚本を担当し、病気だけでなく患者の心や生活背景までをも見つめ、生き方そのものに寄り添う「総合診療医」という新しい医療領域を描いています。松本潤は、魚虎総合病院に新設された総合診療科に所属する医師・徳重晃を演じ、患者一人ひとりの人生と向き合う姿が視聴者の共感を呼んでいます。

第2話で浮き彫りになった「ヤングケアラー」問題

第2話では、心臓に先天性の病気を抱える少年・岡崎咲(黒川晏慈)が救急搬送されてくる展開が描かれました。付き添っていたのは兄の拓(杉田雷麟)。咲が生まれてから14年間にわたり主治医を務めてきた小児科医の有松しおり(木村佳乃)が必死で処置にあたる中で、患者の背景にある「ヤングケアラー」問題が浮き彫りとなりました。社会的なテーマを深く掘り下げる内容に、多くの視聴者が心を揺さぶられました。

視聴者を驚かせた豪華サプライズ出演陣

第2話では、人気タレントのサプライズ出演も大きな話題となりました。物語の終盤には、ソーシャルワーカーの刈谷晋一役で藤井隆がまさかの登場。さらに中盤では、「バイきんぐ」の小峠英二が患者役として出演し、ネット上では瞬く間に反響が広がりました。

小峠英二の出演は、同局系「知識の扉よ開け!ドア×ドア クエスト」の企画によるもの。その自然な演技に、SNSでは「小峠さんにしか見えんなと思ったら小峠さんだった!」「小峠さんの演技めっちゃいいやん!w」「小峠さんマジで出てるwww」「『なんて日だ』採用されなかったのね笑」「六平さんかと思ったら、小峠さんやった」「まさかほんとに?って思いました」といった驚きや称賛の声が多数寄せられました。これらのサプライズ出演は、ドラマのエンターテインメント性をさらに高め、視聴者の記憶に残る回となりました。

まとめ

松本潤主演の日曜劇場「19番目のカルテ」第2話は、視聴率がさらに上昇し、安定した人気を確立しています。医療エンターテインメントとしてだけでなく、「ヤングケアラー」という社会問題に光を当てる深いテーマ性、そして藤井隆や小峠英二といった豪華ゲストのサプライズ出演が、視聴者からの高い評価と大きな反響に繋がりました。今後の物語の展開、そして「総合診療医」徳重晃がどのように患者と向き合っていくのか、さらなる期待が寄せられています。

参考文献

報知新聞社 (2025年7月28日). [嵐・松本潤主演「19番目のカルテ」第2話は11・6% 参院選休止挟み0・2ポイントアップ]. Yahoo!ニュース.
https://news.yahoo.co.jp/articles/6d37e6ec1ba0dddb7a85526e82a616a1d681f797