博多華丸・大吉と鈴木奈穂子アナウンサーがMCを務めるNHKの朝の情報番組『あさイチ』(月~金曜午前8時15分)に、連続テレビ小説『あんぱん』で八木役を演じる俳優・妻夫木聡がゲストとして出演しました。番組では、恒例の「朝ドラ受け」が展開され、『あんぱん』第86回の内容が深く掘り下げられると共に、妻夫木さんの登場が番組に活気をもたらしました。視聴者は、ドラマの最新情報と、舞台裏でのMC陣との楽しいやり取りに大きな関心を寄せました。
『あんぱん』第86回のあらすじ:嵩の決意と東京での再会
第86回では、主人公・のぶ(今田美桜)が鉄子(戸田恵子)の選挙運動で高知を訪れる場面から始まります。そこで嵩(北村匠海)とわずかな時間ながらも言葉を交わすことができました。その後、物語の舞台は東京へ移ります。八木と会話していたのぶの前に、驚くべきことに嵩が現れました。彼は新聞社を辞め、新たな決意を胸に上京してきたのです。上京前、東海林は嵩に対し、のぶと共に歩むことの重みと「逆転しない正義とは何か……何年かかっても何十年かかっても2人でその答えを見つけてみい」という深いメッセージを託していました。
嵩はのぶの部屋で再会を喜び、これからは心置きなく漫画を描きたいという自身の夢を伝えます。その際、部屋に置かれた次郎(中島歩)の遺影を見つけ、その晩は八木の家に泊まる流れとなりました。エピソードのラストでは、嵩の母・登美子(松嶋菜々子)が突然訪ねてくるという予期せぬ展開を迎え、今後の物語に新たな波乱を予感させました。
『あさイチ』での妻夫木聡とMC陣のやり取り:緊張と笑顔の舞台裏
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あさイチのMCを務める博多華丸、博多大吉、鈴木奈穂子アナウンサーが笑顔で並ぶ様子](https://news.yahoo.co.jp/articles/95578bcc3eb0bd8296019cc07ed15e06b7567020/images/000)
『あさイチ』の冒頭、妻夫木聡さんは「緊張しますね」と本音を漏らしましたが、鈴木奈穂子アナウンサーは満面の笑みで拍手を送り、喜びを隠せない様子でした。博多大吉さんは、ドラマの衝撃的なラストを指し「突然のお母さんの登場のあの衝撃を吹き飛ばすような妻夫木さんの登場」と表現し、スタジオの笑いを誘いました。妻夫木さんは、劇中で嵩が八木の家に泊まることについて「勝手に僕の家にお世話になると言っていましたけど、聞いていませんね。この時にはまだ。笑顔で言われても困っちゃいます」と裏話を披露し、視聴者を和ませました。
さらに、博多大吉さんが妻夫木さんと鈴木アナウンサーが偶然にも緑色の衣装を着用していることに気づくと、鈴木アナは「緑が一緒だと思って今、うれしくてしょうがないです。すいません」と再び笑顔を見せ、大吉さんから「喜びがあふれています」とコメントされました。また、番組内では、妻夫木さんが戦後80年特別企画の一環として沖縄を訪れた際の様子が紹介され、俳優としての多面的な活動にも光が当てられました。
連続テレビ小説『あんぱん』の背景
連続テレビ小説『あんぱん』は、国民的漫画家やなせたかしさんと、その妻である暢さんをモデルにした物語です。戦前から戦後にかけての激動の時代を、夫婦がどのように生き抜き、互いを支え合ったのかが丹念に描かれており、多くの視聴者に感動を与えています。
結論
NHK『あさイチ』における妻夫木聡さんのゲスト出演は、連続テレビ小説『あんぱん』の最新エピソードへの理解を深めるだけでなく、番組全体に温かい雰囲気をもたらしました。朝ドラの内容に寄り添いながらも、出演者たちの素顔や裏話が垣間見える「朝ドラ受け」は、視聴者にとってドラマへの共感を一層強める重要な役割を担っています。今後も『あんぱん』の展開とともに、『あさイチ』での「朝ドラ受け」から目が離せません。
参考文献:
ENCOUNT編集部