ひろゆき氏、北村晴男議員の石破首相への「醜い」発言に言及「事実の羅列に拘る」と私見

実業家の西村博之氏(通称ひろゆき氏、48)が自身のSNSを更新し、物議を醸している日本保守党の北村晴男参院議員による石破茂首相への「醜い」発言について、自身の見解を表明しました。この発言はインターネット上で大きな論争を巻き起こしています。

北村晴男議員の当選と物議を醸した発言

北村晴男議員は、かつて日本テレビ系「行列のできる相談所」に出演していたことでも知られています。彼は20日投開票の参議院選挙比例代表に日本保守党から立候補し、全国最多となる約97万票を獲得して当選を果たしました。

しかし、その後の27日未明、自身のX(旧Twitter)に、石破首相の発言を取り上げたまとめサイトの投稿を引用する形で、「醜く奇妙な生き物を国のリーダーに選んだ日本。一刻の猶予も無い」と投稿しました。この「醜い」という表現が、ネットユーザーを中心に大きな物議を醸しています。

ひろゆき氏が語る「事実の羅列」と「評価による侮辱」

この北村議員の投稿に対し、ひろゆき氏も自身のSNSで反応しました。ひろゆき氏は、北村氏の投稿を添付しつつ、「死んだ魚の目をしてる性格の悪いデブのおっさん」といった表現を自身が多用することを認めながらも、「『醜い』という言葉は、事実ではなく評価で侮辱する言葉なので避けてたりします。あくまで事実の羅列に拘るおいらです」と私見を述べました。
ひろゆき氏(西村博之氏)が自身のSNSで物議を醸す発言について見解を示すひろゆき氏(西村博之氏)が自身のSNSで物議を醸す発言について見解を示す

ひろゆき氏のこのコメントは、表現の自由と、他者への評価を伴う侮辱的な言葉の使用について、改めて議論を提起する形となりました。特に、公の場で発言する政治家と、それに対する著名人の意見表明は、社会的な影響も大きいため注目が集まっています。

この一連のやり取りは、政治家による発言の責任、SNSでの言葉の選び方、そして「事実」と「評価」という異なる種類の表現が持つ意味について、改めて社会に問いかけるものと言えるでしょう。

参考資料