NHK総合で放送中の連続テレビ小説『あんぱん』は、その心温まる物語と豪華キャストで日本中の注目を集めています。来る7月31日（水）に放送される第18週「ふたりしてあるく 今がしあわせ」の第89回では、ヒロインのぶと嵩の二人の関係に新たな展開が訪れます。最新のあらすじをご紹介し、この国民的ドラマの魅力を深掘りします。
連続テレビ小説『あんぱん』とは
本作は、国民的キャラクター「アンパンマン」を生み出した漫画家・やなせたかし氏とその妻・小松暢氏の夫婦をモデルに描かれる、朝ドラ通算112作目の物語です。戦後の激動の時代を背景に、困難を乗り越えながら互いを支え合う夫婦の姿を丁寧に紡ぎます。主人公の朝田のぶを今田美桜さんが、そしてその夫となる柳井嵩を北村匠海さんが演じ、その瑞々しい演技が多くの視聴者の共感を呼んでいます。
今田美桜と北村匠海が演じるのぶと嵩、連続テレビ小説『あんぱん』の一場面
豪華キャストと制作陣が織りなす物語
『あんぱん』の魅力は、主演の二人だけでなく、脇を固める実力派俳優陣にもあります。のぶの父・結太郎を加瀬亮さんが、母・羽多子を江口のりこさんが、そして嵩の母・登美子を松嶋菜々子さんが演じ、物語に深みを与えています。さらに、嵩の伯父・寛を竹野内豊さんが、謎のパン職人・屋村草吉役を阿部サダヲさんが演じるなど、個性豊かな面々が登場し、ドラマを彩ります。語りは林田理沙アナウンサーが担当し、脚本は数々のヒット作を手掛けてきた中園ミホさん。主題歌にはRADWIMPSの『賜物』が起用されており、作品の世界観を一層引き立てています。
第89回あらすじ：二人の絆を深める雨の夜
第89回では、中目黒の長屋に新生活を始めたばかりののぶと嵩の姿が描かれます。共同の手洗いの天井に穴が空いており、雨に濡れて帰宅した嵩を、のぶは優しく笑いながら髪を拭いてあげます。見つめ合う二人の間に、静かで温かい時間が流れるかと思いきや、そこへ世良（木原勝利さん）が突然訪れます。世良はのぶに対し、当分の間、事務所に泊まって電話番をするよう告げるのでした。二人の新たな生活と、そこに差し込む思わぬ出来事が、今後の展開にどう影響するのか注目が集まります。
まとめ
連続テレビ小説『あんぱん』第89回は、のぶと嵩の夫婦としての絆が深まる重要な回となりそうです。雨の夜に交わされる視線と、その直後に訪れる試練が、二人の関係をさらに発展させるきっかけとなるでしょう。この先の物語の進展からも目が離せません。
