太陽奈が明かした「ドバイ案件」の衝撃実態とYouTube動画削除の波紋

人気女性インフルエンサーの太陽奈が、人気YouTuber「中町兄妹」の兄・中町JPのチャンネルに出演し、世間を騒がせた「ドバイ案件」の過酷な実態を赤裸々に語り、大きな衝撃が広がっています。本稿では、その具体的な内容と、動画が突如非公開となった背景にある波紋について深掘りします。

「ドバイ案件」とは何か？背景と拡散された情報

「ドバイ案件」とは、高額報酬と引き換えに、ドバイ在住の大富豪から過酷な行為を受けるとされる事案を指します。今年4月末頃からX（旧Twitter）でトレンドワードとして浮上し、「排泄物を食べさせられる」「ヤギとの性行為を強要される」といった真偽不明の情報が拡散され、社会的な注目を集めました。これに対し、一部のインフルエンサーや著名人がSNSを通じて関与を否定する動きも見られていました。

太陽奈自身も、過去にインスタグラムの投稿を全て削除したことから、「ヤギ案件」に関わっていたのではないかとの憶測が一部で広まりました。しかし、彼女は5月31日に更新したインスタグラムのストーリーズで、「世間で騒がれていることは事実無根です」と噂を完全に否定していました。

太陽奈が目撃した“別の「ドバイ案件」”の実態

今回、中町JPの動画に登場した太陽奈は、ドバイには親の都合で行ったと説明し、自身が「ドバイ案件」目的で現地に行ったわけではないことを強調しました。太陽奈によれば、「ドバイ案件」は通常、日程、内容、金額などが記された「募集要項」に応募する形で参加するとのことです。

しかし、太陽奈は現地でナンパされたことをきっかけに大富豪と交際を始めたため、通常とは異なるルートで「ドバイ案件」に参加した女性たちと居合わせることになったと語りました。彼女が目撃したのは、女性たちが「住み込みで閉じ込められている」状況でした。太陽奈自身も「1週間とか1カ月とか全然滞在したことある」「一緒に住んでいたこともある」と告白し、仕事がない日でも「ただ、ぐーたらNetflix見てるだけで、お金が発生してた」と、女性たちに高額な報酬が支払われていた実態を明かしました。

インフルエンサー太陽奈のInstagram投稿。ドバイ案件に関する疑惑が広がる中で、彼女のSNS活動に注目が集まった。

過酷な「仕事」の内容と衝撃の「合意」

一方で、仕事がある日は「過酷な仕事に連れて行かれていた」と太陽奈は言及。彼女が知る中で最も過酷だったのは、「暴力症の男性」を相手にする仕事だったと語りました。

太陽奈は、「（仕事から）帰ってきた女の子が、次の日、包帯グルグルだったんですよ、全身。『えっ！』ってなるじゃん。『何があったの？』って言ったら、『ボコボコにされた』みたいな」と、女性たちが暴行を受けていた事実を暴露。さらに衝撃的だったのは、女性は事前に「いまから腕折るけどいくら？いける？」といったように、暴行を受けることへの承諾と報酬の確認をされるとのことでした。

「例えば、『小指折るよ、いくら？いける？合意ですか？』みたいな。で、その女の子たちは、ひとりで呼ばれるのかは知らないし、グループで呼ばれるのかは知らないけど、私が聞いたのはひとりで、1対1で呼ばれたんですって。ご飯会で」と述べ、「一番ヤバかったのは、指折って『はい、いくら』みたいな」と、その異常性を強調しました。具体的な金額については伏せられたものの、「まぁ大体……」と示唆する形で、莫大な報酬が支払われていたことが伺えました。

「小指を折るよ」と語るインフルエンサー太陽奈。ドバイ案件における高額報酬と引き換えに行われた過酷な行為の実態を赤裸々に明かした瞬間。

複数の女性が集まる場所と太陽奈の「警鐘」

太陽奈は、自身が遭遇した「ドバイ案件」で集められた女性たちについて、「ひとつの場所に200～300人の女性が住んでいる」「友達もできる」とも明かしました。しかし、彼女自身の経験は「けっこう昔の話」であり、「私は男と住んでたんですよ。だから一応、隔離はされてたから。他の女の子と顔を合わせることはあったけど、別にみんなと同じとこに住んでたわけでもなかったから」と、SNSで話題になった「ドバイ案件」とは区別されるべきだと説明しました。

また、「自分が行ったルートは全く違う」と強調した上で、「行く必要がないのであれば、行かない方が絶対に良い」と、同様の状況に陥る可能性のある人々に対し強い警鐘を鳴らしました。