8日午後3時40分ごろ、山梨県中央市山之神の男性から「飼っている犬がいなくなった」と南甲府暑に通報があった。犬は大型犬のドーベルマンで、同署などが注意を呼びかけている。
同署によると、男性は自宅庭に張ったワイヤに犬のリードをつないでおり、7日午後8時ごろに犬がいるのを確認したが、8日午前9時ごろ、首輪からリードが外れた状態で、犬がいないのに気付いた。
犬は雄の5歳で、体長1・5メートル、体重37キロくらい。黒色で、足先が茶色。鎖の首輪を付けている。男性は「人なつっこい犬」と話しているというが、ドーベルマンは、一般的には飼い主以外には攻撃的になることもある。
周辺は商業施設や住宅が立ち並ぶ地区で、同署がパトカーなどで警戒している。中央市や近隣の昭和町、南アルプス市、甲府市、甲斐市は防災行政無線で、近付かずに110番通報するよう注意喚起している。