【08月01日 KOREA WAVE】日本の植民地からの解放記念日「光復節」(8月15日)当日に、韓国京畿道東豆川の日本テーマパークで日本の伝統文化をテーマにした祭りが開催されることが明らかになり、批判が噴出している。
問題となっているイベントは、日本の江戸時代の街並みを再現したテーマ施設「にじもりスタジオ」で8月17日まで開催されている「夏祭り」だ。
同スタジオは、もとはドラマや映画の撮影セットとして建てられたが、近年は宿泊施設や日本文化体験イベントが開かれる観光施設として一般に開放されている。
今回の祭りでは、ビールを最速または最も美味しそうに飲む競技「ビール勝負」、参加者が2つの武家に分かれて陸上戦と水上戦に挑む「サムライ決闘」、神輿を担いで村を回り、願いや金運・恋愛運・健康を祈願する「神輿行列」など、さまざまな日本文化イベントが予定されている。このほか、演歌のステージや着物・コスプレ衣装を使った「HOTキモノ&コスプレコンテスト」も開かれる。
しかし、このような日本の伝統行事が韓国の重要な国家記念日である光復節と重なる時期に開催されることから、「歴史認識に対する感受性が欠けている」として批判が広がっている。
SNSでは「国民感情を無視している」「光復節に日本旅行に行くよりマシという話では済まされない」「この日だけでも自重すべきだった」「日本ではなく韓国の話なのか?」「国のために犠牲になった方々を思い出すべきだ」などの反応が相次いだ。
(c)KOREA WAVE/AFPBB News
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