【08月01日 KOREA WAVE】韓国慶尚北道栄州市(キョンサンブクド・ヨンジュシ)の市営室内プールの水面に排せつ物が浮かんでいるのが見つかり、施設側が700トンの水を全て入れ替える騒ぎが起きた。
栄州市とプール運営者によると、15日午後4時半ごろ、市営栄州室内水泳場で利用客から「大便が浮かんでいる」と通報があり、職員が確認した。
施設側はプールをすぐに閉鎖。3分の1ほどの水を排出して夜間にろ過と消毒を進めた。しかし利用者から「排せつ物が浮かんでいた水で泳ぐなんて無理」との声が多数寄せられた。
これを受けて施設側はプールの水700トンをすべて排水し、新たな上水道水を入れた。費用は市の予算で賄われた。
また、今回の件で不快な思いをした水泳教室の会員に対し、補償として1週間分の無料レッスンを提供することも決めた。
施設側は館内に設置された防犯カメラの映像を確認したが、水中での出来事だったため「容疑者」は特定できていない。
このプールには1日平均約1000人が来場。栄州市は再発防止に向けてマナーの徹底や監視体制の強化を検討している。
(c)KOREA WAVE/AFPBB News
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