韓国・京畿道で7月、白昼堂々バイクを盗んで逃走する男の姿がカメラに捉えられた。
男は奪ったバイクを無免許かつノーヘルで街中を暴走。警察は信号無視など、危険な走行を繰り返す男の追跡を行い、最終的に3台のパトカーで包囲し逮捕した。取り調べに対して男は、「風を感じたくて盗んだ」と供述しているという。
バイクを無断使用し暴走逃走
韓国・京畿道で7月23日、警察官が目にしたのは、ノーヘルで街を駆け抜けるライダーだった。このライダー、実はバイク泥棒だった。
当時、バイクを降り、露店商と話し込む男性の姿があった。そこに白いシャツの男が通りかかると、バイクをチラリと見た。
次の瞬間、男は他人のバイクに乗り込むと、盗んだバイクで走り出してしまう。バイクの持ち主は茫然自失の状態だった。
8km逃走の末に逮捕…犯人は身勝手な供述
通報を受けた警察がすぐに追跡を開始した。
バイク泥棒の男は信号無視を繰り返し、他のバイクとあわや衝突状態となっていた。立ちはだかるパトカーも猛スピードですり抜けるなど、無謀な逃走を続けていた。
そこで約8kmにわたり追跡していた警察は強硬手段に打って出た。パトカー3台で挟み撃ちを実行したのだ。警察は行き先を阻んで逃げ道を封じ、男を逮捕に成功した。
地元メディアによると、バイク泥棒は無免許の50代の男だった。取り調べに対し、「風を感じたくて…バイクを盗んだ」と話しているという。
(「イット!」 7月31日放送より)
イット!