テレビ東京『有吉ぃぃeeeee!』で、前田日明氏がプロレス伝説UWFの解散を巡る“衝撃秘話”を激白。高田延彦氏との関係における、前田氏視点の「裏切り」が大きな注目を集めました。
有吉も注目!UWF解散を巡る“前田視点”の真実
有吉弘行氏も注目する『有吉ぃぃeeeee!』では、「※前田さん視点の話です」と注釈付きで「裏切り!?前田と高田とUWF解散」が放送。人気絶頂で解散した団体UWFは、その後、前田日明氏率いる「リングス」、高田延彦氏率いる「UWFインターナショナル」、そして藤原喜明氏率いる「藤原組」という三つの団体に分裂しました。その複雑な背景にある秘められた真実が、前田氏の口から語られました。
前田日明がUWF解散時の“裏切り秘話”を語る様子
UWF継続協議と高田の「説得できません」
トシがUWF解散当時の状況を問うと、前田氏は自身の自宅に選手を集め、団体継続について話し合ったと回顧。事前に山崎一夫氏と高田氏に各選手の説得と自身の決意を確認させたといいます。前田氏によれば、当時高田氏からは「どうやっても(各々の選手を)説得できません」との報告があったと振り返ります。
船木誠勝の証言で明かされた「裏切り」の全貌
しかし後年、船木誠勝氏と行動をともにする中で詳しく話を聞くと、当時の状況は前田氏が認識していたものとは大きく異なっていたことが判明します。船木氏からは、「前田さん、あの翌日も高田と宮戸から(新団体を)一緒にやんないか?と言われました」という衝撃証言。この「(決意を確認させた)翌日」という事実に前田氏は驚愕し、「だからね、なんか頭クエスチョンマークだらけ」と当時の心境を吐露。さらに船木氏が当時前田氏の動向を尋ねた際、高田氏が「やめんじゃない?」と一言だけ返したことにも、「びっくりしました。がっかりしました」と大きな失望を露わにしました。
高田延彦との関係:前田日明の心境
その後も、前田氏視点からきわどいトークが続き、トシが「(高田とは)もうないですかね?交わることは」と直球の質問。前田氏は「何があるかわからないのが、世の中なんで、全面的に否定するつもりはないですけど、今のところは何も変わらないですね」と自身の現在の率直な気持ちを打ち明けました。インタビューのVTRを見た有吉弘行氏も「何回も、いろんな方向からの話を聞くけど、その時その時でちょっとまた話が違ってくるんだよね」としみじみと語り、複雑な人間関係を示唆しました。
今回のインタビューは、プロレス界の歴史的転換点であるUWF解散の裏側を、当事者である前田日明氏の視点から深く掘り下げました。高田延彦氏との間にあった認識の食い違い、そしてそれが前田氏にもたらした「がっかり」という感情は、長年のファンにとって新たな真実として心に響いたことでしょう。貴重な証言が複雑な人間関係の機微を浮き彫りにしました。