2025年は、Netflixで数々の名作韓国ドラマが配信される予定です。中でもSPURデジタル韓ドラ班が注目するのは、一度観たら止まらないこと必至のロマンスドラマの数々。心を揺さぶる感動と胸キュンが詰まった、伝説級の作品をぜひチェックしてください。今回は、特に期待が高まる2作品をご紹介します。
キム・ウビン×ペ・スジ主演『魔法のランプにお願い』:大人のファンタジーロマンス
待望の再共演となるキム・ウビンとペ・スジが織りなすファンタジーロマンスドラマ『魔法のランプにお願い』。エディターKがその見どころを詳しく解説します。
物語の概要と魅力
本作は、精霊のジーニーことイブリース(キム・ウビン)と、感情が欠如しているために周囲から“サイコパス”と認識されるガヨン(ペ・スジ)の、3つの願いを巡る壮大な物語です。1000年以上の眠りから覚めたイブリースの新たなランプの主人は、ハルモニ(祖母)の教えを守り、規則正しく生きるガヨン。怒りの沸点が低く、すぐに感情的になるガヨンと、浦島太郎気分で間抜けな言動を繰り返し、彼女を怒らせるイブリース。二人の間に繰り広げられるコミカルなやり取りが、本作の大きな魅力の一つです。
物語の根底には、人間の自己中心的な欲望が生み出す残酷な結末、そして「誰ひとり傷つけることのない完璧な願いなど存在するのか?」という深い問いかけが潜んでいます。しかし、「著作権がどれほど恐ろしいものか!」といったクスッと笑えるシーンが巧妙に盛り込まれており、コメディ要素がふんだんに差し込まれているため、笑い、涙、ときめきの3大要素が見事に化学反応を起こしています。
キム・ウビンとペ・スジ主演のファンタジーロマンスドラマ『魔法のランプにお願い』のキービジュアル
エディターKが語る見どころ
過去から現在まで複雑に絡み合うイブリースとガヨンに隠された真実が少しずつ明らかになっていく過程、そして二人の心の変化が繊細かつ美しく描かれています。ランプの精霊という突飛なキャラクターを何の違和感もなく演じきるキム・ウビンは、可愛らしく、面白く、そしてかっこいい。彼の演技にきっと多くの視聴者が虜になるでしょう。2025年後半戦を彩る名作として、感動すること間違いなしの作品です。
パク・ボヨン×チェ・ウシク主演『恋するムービー』:エモーショナルな最新ロマンス
ラブコメの女王パク・ボヨンと、あらゆる役柄を難なくこなすチェ・ウシクが共演するロマンス作品『恋するムービー』。さすらいのライター山崎がその感動ポイントを解説します。
深い愛と切なさが交錯するストーリー
チェ・ウシク演じる映画オタクのコ・ギョムは、その名に一目惚れしたかのように、パク・ボヨン演じる映画(=ムービー)と同じ響きの名を持つ助監督のキム・ムビに惹かれていきます。最初はギョムを煙たがっていたムビですが、いつしか彼に惹かれるようになります。しかし、そんな矢先にギョムが突然姿を消してしまうのです。そして5年後、映画監督になったムビの前に、ギョムが映画評論家として現れることから物語は展開します。
一見するとありがちなロマンティックコメディのように思えますが、本作は深さと方向性が異なります。ギョムが突然去った理由には、兄ジュンとの切ない繋がりが隠されており、さらにムビは、映画をこよなく愛した亡き父から自分が愛されなかったという思いを抱えながら生きています。単なる男女の関係に留まらず、人が人を、そしてメロドラマを求めずにはいられない切実な心を優しい視点で映し出しているのが、このドラマの真骨頂です。
パク・ボヨンとチェ・ウシク主演の感動的なロマンスドラマ『恋するムービー』のワンシーン
ライター山崎が綴る感動ポイント
本作は、細胞の一つ一つに染み渡るような感動があり、涙が止まらなくなるでしょう。ギョムもムビも、そして兄ジュンも、登場人物すべてが愛おしく感じられます。さらに、作曲家を目指すシジュン(イ・ジュニョン)と脚本家になったジュア(チョン・ソニ)のサブカップルの物語も感動を呼びます。エモーショナルな展開と、ときめきと切なさが交互に訪れる最新ロマンスを、ぜひNetflixでお楽しみください。
2025年のNetflixロマンスドラマに期待!
2025年にNetflixで配信される『魔法のランプにお願い』と『恋するムービー』は、それぞれ異なる魅力を持つ傑作ロマンスドラマです。ファンタジー、コメディ、そして深い人間ドラマが融合したこれらの作品は、きっとあなたの心を満たし、忘れられない感動を与えてくれるでしょう。ぜひ配信が開始されたら、これらの話題作をチェックしてみてください。





