NHK連続テレビ小説『あんぱん』第91回が4日放送、第19週「勇気の花」が開幕した。Mrs. GREEN APPLEのボーカル・大森元貴が新キャストとして初登場し大きな注目を集めた。また、物語の主人公である嵩とのぶの仕事にも大きな変化が見られた。
Mrs. GREEN APPLE大森元貴が「いせたくや」として登場
今回、ドラマに初登場したのは、Mrs. GREEN APPLEのボーカル・大森元貴だ。彼が演じるのは、色白で丸みを帯びた顔立ちと学生服が印象的な青年「いせたくや」。芝居に並々ならぬ情熱を燃やすいせは、「演劇学校に行って、自分で劇団も作りました」と熱弁。これに嵩(北村匠海)は驚きを隠せず、その後3時間もの間、彼の話に耳を傾けたという。その個性的なキャラクターと自然な演技は、早くも視聴者に強いインパクトを与えている。
今田美桜と北村匠海、新キャスト大森元貴の登場に驚く様子
嵩とのぶ、それぞれの立場で多忙な日々
新キャラクターの登場と並行して、主人公・嵩とのぶ(今田美桜)の仕事にも変化が訪れた。三星百貨店宣伝部で働く嵩は、商品のポスターだけでなく三星劇場で上演されるポスターの制作も手掛けるなど、次々と新たな仕事を任され多忙を極める。自身の漫画を描く時間はほとんど取れなくなってしまった。
一方、薪鉄子(戸田恵子)の元で事務補助員だったのぶは、世良(木原勝利)の独立に伴い正式に秘書に昇進。鉄子の多忙なスケジュール調整から、会食への同行、さらには「会食を抜ける言い訳を考えて欲しい」といった無理な依頼までこなす、慌ただしい日々を送っている。
大森元貴の登場にSNSで大きな反響
放送後、X(旧Twitter)では「#大森元貴」がトレンド入りするほどの大きな反響があった。視聴者からは「いせたくやさん演技うまいなーって思ってたらミセスの人だったんだ!」「いせたくや可愛すぎる」「あの一瞬で爪痕残した」「この先どうなっていくのかワクワクニヤニヤしてます」といった、演技力やキャラクター、そして今後の展開への期待の声が多数寄せられた。
大森元貴という新たな才能の参入と、主人公たちのキャリアにおける新たな局面は、『あんぱん』の物語に更なる深みと期待をもたらしている。いせたくやが今後の物語にどう関わっていくのか、そして嵩とのぶがそれぞれの職場でどのように奮闘していくのか、引き続き注目が集まる。
出典:Yahoo!ニュース (ENTAME next)
https://news.yahoo.co.jp/articles/924524d6679b30a0bdcb705c79e8e6b32bcf4af9