平野綾と谷口賢志が離婚を発表:それぞれの活動に専念へ

声優で女優の平野綾(37)と俳優の谷口賢志(47)が5日、それぞれの公式SNSを通じ、離婚したことを発表しました。昨年1月の結婚からわずか1年半での別れとなり、双方ともに今後も自身の活動に真摯に向き合っていく姿勢を示しています。

平野綾からの報告

平野綾は自身のX(旧ツイッター)を更新し、「いつも応援いただいているファンの皆様へ」と題して「このたび、谷口賢志と平野綾は、離婚届を提出し、離婚いたしましたことをご報告申し上げます」とファンに直接報告しました。彼女は続けて、「今後も、それぞれの活動につき、変わらぬ応援のほど、何卒よろしくお願い申し上げます」と、今後の活動への変わらぬ支援を呼びかけました。

谷口賢志からの報告とこれまでの経緯

谷口賢志も自身のXで、「このたび、谷口賢志と平野綾は、2025年8月5日付で離婚届を提出し、離婚いたしましたことをご報告申し上げます」と発表しました。彼はこれまでの経緯に触れ、「一部報道や関係各所を通じて、ご心配・ご迷惑をおかけしました皆様には、このご報告をもって一つの区切りとさせていただきます」と、騒動に対する配慮を示しました。そして、「今後は、それぞれの道を歩んでいくこととなりますが、仕事と真摯に向き合ってまいります。何卒、変わらぬご理解とご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます」と締めくくっています。

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異例の「交際0日婚」とその後の別居

平野綾と谷口賢志は昨年1月に結婚し、その際に「交際0日婚」という異例の形であることを明かし、大きな注目を集めました。しかし、結婚からわずか3カ月後には別居状態にあり、昨年9月には平野が弁護士を通じて協議離婚の話し合い中であることをSNSで報告していました。「うそ偽りなく、誠意を持って早期解決を目指したいと思っています」と当時語っていた平野の言葉通り、今回の離婚に至った形です。

平野綾の多岐にわたる活動

平野綾は幼少期から子役として活動を開始し、2001年に声優として本格デビューしました。2006年にスタートしたアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」でヒロイン・涼宮ハルヒ役を演じ、一躍ブレイク。その後もアニメ「DEATH NOTE-デスノート-」の弥海砂役や「FAIRY TAIL」のルーシィ・ハートフィリア役など、数々の人気キャラクターを担当してきました。声優業に留まらず、女優としてもドラマに出演するほか、ミュージカル「レ・ミゼラブル」でエポニーヌ役を好演するなど、高い歌唱力を生かして舞台でも幅広く活躍しています。

谷口賢志のキャリアと主な出演作

谷口賢志は高校生時代に読者モデルとして人気を博し、19歳でモデルデビューを果たしました。1999年には「救急戦隊ゴーゴーファイブ」の巽ナガレ/ゴーブルー役で俳優デビュー。特撮作品では、2020年の「仮面ライダーセイバー」の劇場版およびテレビシリーズでバハト/仮面ライダーファルシオン役を演じ、強い印象を残しました。近年では、2024年のNHK大河ドラマ「光る君へ」に大江匡衡役で出演するなど、活動の幅を広げています。

今回の離婚発表は、それぞれのファンにとって驚きのニュースとなりましたが、今後も平野綾と谷口賢志がそれぞれのキャリアを誠実に追求し、さらなる活躍を見せることに期待が寄せられています。