米、月面に原子炉建設を計画 NASA長官、中ロに対抗


 米主導の国際月探査「アルテミス計画」で、米国は27年に飛行士を月面着陸させる予定だが、計画は遅れ気味。トランプ政権はNASA予算の大幅削減も提案しており、原子炉建設が思惑通り進むかどうか不透明だ。

 7月31日付のダフィー氏の指示書によると、米国の80世帯の電力需要に相当する出力100キロワットの原子炉の稼働準備を29年末までに終えるよう要求。30日以内に担当の責任者を任命し、60日以内に計画案を民間から募集するよう求めた。

 月の1日は地球の約4週間に相当し、昼と夜が2週間ずつ続く。エネルギー源として太陽光は期待できず、原子力が有望視されている。



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