故Apple CEOスティーブ・ジョブズの末娘であるイブ・ジョブズが、現地時間7月26日(土)に馬術選手のハリー・チャールズと結婚し、その豪華な式典が世界中で大きな注目を集めています。スタンフォード大学を卒業し、モデルとしても活躍する27歳の彼女。果たしてそのお相手とはどのような人物なのか、そして巨額の費用が投じられた結婚式の全貌、さらにイブが父から受け継いだ個性とは何でしょうか。今回の記事では、この注目のカップルと、彼らの華やかな門出にまつわる話題を深く掘り下げてお届けします。
スティーブ・ジョブズの娘イブ・ジョブズ。馬術選手でありモデルとしても活躍
イギリスで実現した「10億円」規模の夢の結婚式
イブ・ジョブズとハリー・チャールズの結婚式は、現地時間7月26日(土)、イギリスのグレート・チューにあるセント・マイケルズ・アンド・オール・エンジェルズ教会で執り行われました。新郎のハリー・チャールズは26歳のイギリス人で、オリンピック障害飛越競技の金メダリストという輝かしい経歴を持つ馬術選手です。
披露宴はオックスフォードシャーに位置する高級カントリーハウス「エステル・マナー」で盛大に行われ、その豪華さから「10億円」規模の結婚式と報じられました。英紙タイムズによると、出席者リストには著名人の名が連なり、ブルース・スプリングスティーンの娘で同じく馬術選手のジェシカ・スプリングスティーン、ビル・ゲイツとメリンダ・ゲイツの娘ジェニファー・ゲイツ・ナサル、そしてコートニー・カーダシアンなどが式典に顔を見せました。さらに、前副大統領のカマラ・ハリスも20人ほどのシークレットサービスを引き連れて、前日の祝賀パーティーから参加していたと複数メディアが報じています。
イブ・ジョブズと馬術選手ハリー・チャールズの結婚式、豪華披露宴の様子
披露宴では、世界的スーパースターのエルトン・ジョンがパフォーマンスを披露し、このために100万ポンド(約1億8000万円)が支払われたと伝えられています。結婚式の総費用は670万ドル、日本円にして約10億円に上ると報じられ、その桁外れの規模が注目を集めました。挙式後、新婚の二人は故スティーブ・ジョブズが生前所有していたスーパーヨット「ヴィーナス」で、ギリシャの島々を巡るロマンチックなハネムーンへと出発しました。
故スティーブ・ジョブズの末娘、イブ・ジョブズの知られざる素顔
27歳のイブ・ジョブズは、Apple社の共同創設者である故スティーブ・ジョブズと、実業家ローレン・パウエル・ジョブズ夫妻の間に、1998年7月9日に末っ子として誕生しました。スタンフォード大学を卒業した知性派である一方、ファッション界ではモデルとしても活躍しており、多才な顔を持つ人物です。
スティーブ・ジョブズの末娘イブ・ジョブズ。父譲りの強い個性を持つ
2022年8月に『ヴァニティフェア』誌のインタビューに応じた際、イブは自身の性格について「私ってちょっと変わってる」と語り、周囲の人々を驚かせることが多いと告白しています。「彼女をどこに位置づければいいのかわからない」と評されることもあると明かしており、そのユニークな個性が垣間見えます。
スティーブ・ジョブズの公式伝記『スティーブ・ジョブズ』を執筆したウォルター・アイザックソンは、イブが父親であるスティーブ・ジョブズの性格を最も強く受け継いでいると指摘しています。アイザックソンはイブについて「意志が強く、ユーモアがあり、かんしゃく玉のよう」と表現しており、まさに父親譲りの強い個性と創造性を持ち合わせていると評しています。歴史に名を残した偉大な父のDNAを受け継ぎながらも、イブ自身もまた、独自の道を切り開く創造性豊かな人物として、その存在感を増しています。
今回の豪華な結婚式は、イブ・ジョブズという一人の女性が、スティーブ・ジョブズの娘という枠を超えて、独自の人生を歩んでいることを象徴する出来事と言えるでしょう。彼女の今後の活動や、私生活における幸せが、引き続き世界中から温かい眼差しで見守られることとなりそうです。