【AFP=時事】フランスで9日、英国行きの冷蔵トラックに隠れていたエリトリア人移民が救出された。低体温症を患っていたため、医療機関で治療を受けた。当局によると、トラックの運転手が助けを求める声に気づいたという。
北部パドカレー北部の高官は、運転手が高速道路の休憩所でトラックに隠れていた15人のグループの声に気づいたと説明し、「低体温症の症状から数時間冷蔵庫内にいたことが示唆される」と述べた。4人が入院を要する状況だったという。
グループには、4人の未成年者が含まれており、担当する協会の保護下に置かれた。女性も1人含まれていた。一方、数人は、すでにフランスを離れるよう命じられている。
モロッコ人のトラック運転手は、捜査の対象にはなっていないと説明された。【翻訳編集】 AFPBB News