ヒアリングに街頭演説…野党、閉会後も「桜」追及 

[ad_1]



東京・有楽町で街頭演説する立憲民主党の福山幹事長(左から2人目)=10日午後

東京・有楽町で街頭演説する立憲民主党の福山幹事長(左から2人目)=10日午後

 立憲民主党など主要野党は10日、街頭演説会やヒアリング調査を行い、安倍晋三首相主催の「桜を見る会」をめぐる疑惑を追及した。臨時国会閉幕後も引き続き安倍政権を糾弾する姿勢をアピールしたが、年明けの通常国会召集まで話題性を維持できるかは不透明だ。

 「国会が閉じても調査を続け、来年の通常国会に向け徹底的に準備したい」

 立民の福山哲郎幹事長は街頭演説会でこう訴え、追及の手を緩めない考えを強調した。共産党の小池晃書記局長は「徹頭徹尾、首相隠し国会だった」と述べ、臨時国会における与党の対応を批判した。

 その後、野党の疑惑追及本部のメンバーは首相の後援会が前夜祭を開いたホテルを訪れ、担当者からヒアリングした。今井雅人衆院議員(無所属)によると、ホテル側は宴会に関しては明細書などを作成しており、主催者の求めがあれば発行に応じるなどの説明があったという。首相は国会でホテル側から明細書などの発行はなかったと答弁していた。今井氏は会費5000円との差額を後援会が支払った疑惑があるとして、「首相自身が『こういう明細でやった』と説明すべきだ」と訴えた。

 また、野党はこの日、桜を見る会の文書管理に関する質問事項を内閣府に通告した。与野党は国会閉会中も内閣委員会理事会でこの問題を扱うことで合意しており、質問事項を手渡した国民民主党の大島敦副代表は「しっかりとした回答を得て、次の段階に進みたい」と話した。

 攻勢を強める野党だが、衆参両院で委員会や本会議などが開かれる開会中とは一転、閉会中は追及の場が限られる。来年の通常国会までに国民の関心が薄れて桜が散らぬよう、話題作りには頭を悩ませそうだ。(中村智隆)

[ad_2]

Source link