気象庁は、福岡県で災害につながるおそれがある猛烈な雨が降ったとみられるとして、記録的短時間大雨情報を発表した。
【記録的短時間大雨情報 1時間雨量】
福岡県
宗像市付近 約110ミリ(午前11時50分)
活動が活発な秋雨前線が停滞している影響で、九州北部には活発な雨雲がかかりやすい状況が続いている。対馬付近から伸びる活発な雨雲の帯が見られ、線状降水帯が形成されつつある状況だ。11日(月)朝にかけて九州北部では線状降水帯が発生するおそれがある。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してほしい。
記録的短時間大雨情報とは
1時間に80ミリ以上の猛烈な雨を観測または解析し、さらにその地域にとって数年に一度程度しか発生しないような大雨である場合に発表される情報。周辺地域では、土砂災害や河川の増水など、災害の危険性が高まっているため警戒が必要となる。