ミュージシャンGACKTが11日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、世間が抱く飲酒習慣のイメージに言及しました。健康に関する発言が論議を呼ぶ中、「毎日浴びるほど飲んでいる」という誤解を否定。自身の飲酒頻度とアルコールへの考えを明かしました。
健康論争の背景
GACKTは6日の投稿で、若さ維持の秘訣や食の重要性を私見として述べ、「食事がすべて」「毎日食べている物が、自分自身」と強調しました。しかし、長文に記された病気などに関する記述部分が一部で論議を呼び、GACKT自身も9日にはその内容について詳細な説明を行う事態となっていました。
X投稿で飲酒習慣について語るGACKT氏
飲酒頻度、世間のイメージと乖離
こうした中、GACKTは10日の投稿で「『GACKTは毎日酒を浴びるように飲んでるだろ!健康を語るな!』的なリプライも来ていた」と明言しました。
彼はこの声に対し、「その通りだ。『もし、ボクが毎日浴びるように飲んでたら』の話だが」と応じ、普段の飲酒は「ほぼない」と断言。酒を飲みながら食事することもせず、グラス一杯程度でも「三週間から1ヶ月に一回程度」だと説明しました。「別に酒を否定しているわけではないが、毎日のトレーニングを酒で無駄にしたくないだけ」と、その理由を述べています。
例外的な飲酒とアルコール観
一方で、仲間との集まりで「彼らのスイッチが入ってしまった時」は、「ボクも全力で最後まで楽しむ」と語り、軽い酒では時間がかかるため「テキーラかウォッカ」を選ぶとのこと。年に3、4回とはいえ、「一人で2、3本は空けるのも事実」とし、「無駄に肝臓だけは強いようで、二日酔いになることもない」と付け加えました。
GACKTは、「それが体にいいことだとは思ってないが、たまにハメを外すのも悪くない」としつつ、「酒はストレスの解消にはなるが、飲み過ぎは体を壊す。それじゃ、本末転倒」だと警鐘を鳴らしました。最後に、「みんなも気をつけてくれ。ストレスが発散できることが他に見つかれば、酒だけに頼ることも無いんじゃないか?」と、読者に対しバランスの取れたライフスタイルを提案しています。
今回のGACKTのX投稿は、自身の飲酒習慣に関する世間の誤解を解消し、健康とライフスタイルへの現実的な見解を示すものとなりました。彼の言葉は、節度ある飲酒と多様なストレス解消法の重要性について、読者に改めて問いかけます。