BOOWYドラマー高橋まこと、広陵野球部暴力事件報道に憤慨「被害者のこと忘れるな」

伝説のロックバンド「BOOWY」のドラマーとして知られる高橋まこと氏(71)が、自身のX(旧ツイッター)を更新し、広陵高校(広島)野球部内で発生した暴力事案を巡るテレビ報道に対し、強い異議を唱えました。

広陵高校野球部での暴力事案を受け、同校が第107回全国高校野球選手権大会の出場を辞退した件について、テレビ朝日系報道番組「スーパーJチャンネル」のメインキャスターを務める井澤健太朗アナウンサーがコメント。井澤アナは「大前提として被害を受けた方、そして受けたとされる方が納得できる調査・対応が必要」と前置きしつつ、SNS上での真偽不明な情報拡散や個人攻撃の悪質な投稿が増加している現状を踏まえ、「SNSの何気ない投稿が高校球児の夏を終わらせてしまうということも、投稿する前に考えてほしい」と呼びかけました。

伝説のロックバンドBOOWYのドラマー高橋まこと氏のポートレート伝説のロックバンドBOOWYのドラマー高橋まこと氏のポートレート

この井澤アナの発言は、番組の切り抜き動画としてSNS上で拡散され、大きな賛否を巻き起こしました。高橋氏はこれに対し、「だから此奴誰かに言わされてるとしか思えない!?」と推測し、「偉そうに言ってんじゃねえよ!!。被害者どこいった!? 学校側も被害者に謝罪してねえし!!」と強く批判。さらに、「イジメなんてものではなく傷害罪だから! ちゃんと警察沙汰にして決着して下さい。高野連なんて碌でもない!! 隠蔽の巣だね。あーあー残念」と、被害者の権利が軽視され、事案が適切に処理されていない現状への強い憤りを表明しました。

高橋氏のこの投稿は、高校野球界の不祥事における学校や日本高等学校野球連盟(高野連)の対応、そしてメディアやSNSを通じた情報発信のあり方に対し、改めて世論の注目を集めるものとなりました。事件の真相究明と被害者への適切な対応、そして責任ある情報倫理が問われています。

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