13日、1時間あたりの雨量100ミリを超える雨を降らせる雨雲が韓国西海(ソへ、黄海)から首都圏北部地域を通過し、金浦(キンポ)空港の冠水状況が伝えられた。
同日午後5時21分ごろ、「現在の金浦空港」という説明とともにX(旧ツイッター)に投稿された写真には、金浦空港国際線ゲート前が雨水であふれ、ガラス扉の内側へと雨水が勢いよく流れ込む様子が写っていた。
金浦空港に隣接する金浦市では人的被害も発生した。金浦消防署によると、この日、金浦市高村邑(コチョヌプ)テポ川一帯の河川で発見された車の後部座席から、80代男性と推定される運転者が遺体で見つかった。
14日も中部地方は概ね曇りで、非常に激しく大量の雨が降る見込みだ。韓国気象庁は、同日朝まで首都圏では1時間あたりの雨量30~70ミリの雨が降ると予想している。午前中も首都圏、江原道(カンウォンド)内陸部、江原道北部山地、忠清南道(チュンチョンナムど)北部で1時間あたりの雨量30ミリ前後の非常に強い雨が降る見通しだ。