米財務長官、資産売却未完了 倫理局が警告、利益相反も 米紙


 資産の一部をまだ売却していないという。米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)が報じた。

 米政府倫理局はクラポ上院財政委員長に宛てた11日付の書簡で、ベセント氏が資産売却の取り決めを履行していないと警告した。ベセント氏は税制や貿易、金融規制緩和に関するトランプ政権の政策を統括しており、利益相反に当たる可能性が浮上している。

 元ヘッジファンド経営者のベセント氏は1月の指名公聴会で、保有する多数のファンドや信託、農地を処分すると約束。当時、財務省倫理当局に送った書簡で、利益相反を回避するため、資産を売却すると表明していた。 



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