秋篠宮ご夫妻の長男である悠仁さまが成年を迎えられる「成年式」の日程が、2025年9月6日から10日の期間で決定しました。皇位継承順位第2位にあたる悠仁さまの成年式は、男性皇族としては父である秋篠宮さま以来、実に40年ぶりという歴史的な節目を迎えます。本番まで1ヶ月を切る中、この重要な時期に米国で生活する小室圭さん・眞子さん夫妻が帰国し、成年式に参列するのか否か、その動向に注目が集まっています。
悠仁さま成年式、注目の日程と儀式内容
悠仁さまの成年式は、9月6日から10日にかけて執り行われます。既に8日には皇居でリハーサルを見学されるなど、本番に向けた準備が進められている模様です。
中でも注目されるのは、成年式当日にあたる9月6日の儀式です。悠仁さまはまず、天皇陛下から冠を賜る儀式に臨まれます。その後、未成年の装束から成年の装束へと着替えられ、皇居・宮殿内の「春秋の間」にて、その冠を身につける儀式に臨まれます。
悠仁さまの成年式を巡り注目が集まる小室圭さん
一連の儀式を終えると、成年の装束を身につけた悠仁さまは儀装馬車に乗り、皇室の祖先などを祀る宮中三殿へと向かい、改めて儀式に臨まれます。公的な儀式の後には、赤坂御用地に上皇ご夫妻を訪ね、夜には民間施設で私的な祝宴が催される予定です。19歳の誕生日を迎えられる悠仁さまにとって、この日はまさに濃厚な一日となることでしょう。
小室圭さん・眞子さん夫妻の帰国、なぜ「なさそう」なのか
悠仁さまの成年式を巡っては、かねてより米国ニューヨークで暮らす小室圭さん・眞子さん夫妻がこのタイミングで帰国するのではないかという憶測が取り沙汰されてきました。しかし、関係者の間では、今回の成年式に合わせての夫妻の帰国は「可能性が低い」との見方が強まっています。
この背景には、2021年の小室夫妻のご結婚の際の経緯が大きく影響しています。当時、一般の結納にあたる「納采の儀」をはじめとする一連の儀式が執り行われませんでした。これには新型コロナウイルスの感染状況が考慮された面もありましたが、国民の間に結婚に対する「忌避感」が少なからず存在したことを秋篠宮さまが重く受け止め、「儀式を行わない」という判断をされたと報じられています。国民の気持ちに寄り添う皇室の立場としては、こうした世間の声に配慮することは当然のこととされています。
戦後以降の皇室の結婚様式において、結婚に関する一連の儀式が行われなかったのは極めて異例のことであり、その特異な経緯は現在も人々の記憶に残っています。そうした背景を踏まえると、皇位継承順位第2位である悠仁さまの成年式という「公的な儀式」のタイミングで小室夫妻が帰国することは、世間の忌避感を再び刺激する可能性があり、想定しづらいというのが大方の見方です。
結論
悠仁さまの成年式は、皇室にとって極めて重要な節目であり、その詳細な日程と儀式内容が明らかになりました。一方で、この歴史的な瞬間に小室圭さん・眞子さん夫妻が帰国する可能性は、過去の結婚を巡る経緯や国民感情への配慮から、現時点では低いと見られています。皇室の動向は常に国民の大きな関心を集めるものであり、今後の展開が引き続き注目されます。
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