日本テレビ系で放送された「大悟の芸人領収書」に、人気お笑いコンビ・バッテリィズのエースが登場し、キングコング西野亮廣氏が手掛けた映画「えんとつ町のプペル」に対し、その率直すぎる感想が波紋を呼んでいます。この日、番組では「お笑いの未来を考える会」と題し、西野氏が提案するお笑い界の改革案がプレゼンテーションされました。
「お笑いの未来」を巡る議論と「プペル」への視線
西野亮廣氏は、クリエイティブな芸人を支援したいという強い思いを語り、自身の作品を紹介しました。しかし、MCの千鳥・大悟氏からは「お前、何つくってる?」「ああ、ペパル?」といった軽妙なツッコミが飛び出し、西野氏が「もうイジッてるやん!」と反論する一幕も。西野氏が「西野と品川は(クリエイティブなことをしても)鼻で笑われる」と嘆く中、議論は自然と彼の代表作である「えんとつ町のプペル」へと移行しました。
ウエストランドの井口浩之氏も、「プペルが好きな人たちの集団がいるじゃないですか」「まっすぐにプペルを信じる人たちがいる。現実世界では一回も見た事無いけど」と、作品にまつわるユニークな現象をいじり、スタジオの笑いを誘いました。
バッテリィズ・エースの純粋な問いと驚きの本音
議論が白熱する中、大悟氏が「逆に純粋なエースとかは、えんとつ町のプペル、見た?」と質問を投げかけました。エース氏は「見てないです」と間髪入れずに即答。次に西野氏が「タイトルはどう?」と尋ねると、エース氏はさらに衝撃的な一言を放ちました。
テレビ番組で自身の意見を述べるバッテリィズ・エース
「どっちも意味がわかんない。『えんとつ町』も『プペル』もピンときてない」と、何の飾り気もなくバッサリと切り捨てたのです。これに対し西野氏は「えんとつだらけの町や!」と説明するも、エース氏は「僕の地元にはなかった」と独特の視点から返し、西野氏は「映画って全部地元にないとあかんのか!」と苦笑いを浮かべざるを得ませんでした。エース氏の純粋で飾らない発言は、西野氏だけでなく、スタジオ全体に驚きと笑いをもたらし、番組のハイライトとなりました。
結論
バッテリィズ・エース氏によるキングコング西野亮廣氏の映画「えんとつ町のプペル」への率直すぎるコメントは、多くの視聴者に新鮮な衝撃を与えました。彼の飾らない発言は、お笑い界の未来について真剣に語る場に、予期せぬユーモアと人間味をもたらし、西野氏との対比が際立つ形となりました。この一件は、クリエイティブな作品と純粋な視点が出会うことで生まれる、予測不能なお笑いの醍醐味を示しています。