平井大、不倫巡る持論がSNSで波紋 「妥協婚」発言に賛否両論

シンガーソングライターの平井大さんが2025年8月16日、自身のX(旧Twitter)に「不倫」に関する持論を投稿し、インターネット上で大きな注目と議論を巻き起こしています。平井さんの発言は「妥協婚」というキーワードを中心に、共感と強い反発の両方を生み出し、その後の投稿にも波紋が広がっています。

平井大が提起した「不倫」論

平井さんは8月16日、「なんで不倫するか知ってる?」と問いかける形で投稿を開始しました。その中で、「妥協で結婚するからさ。見た目も中身も、人生を通してパーフェクトだと思える相手が現れるまでは結婚しちゃダメね」と持論を展開。このストレートな言葉は瞬く間に拡散され、大きな反響を呼びました。

平井大のインスタグラム投稿写真:不倫に関する持論で議論を呼ぶシンガーソングライター平井大のインスタグラム投稿写真:不倫に関する持論で議論を呼ぶシンガーソングライター

平井さんはフォトグラファーのLady Brownさんと結婚しており、具体的な時期は公表していないものの、2022年2月には妻の妊娠を、同年8月には第一子の誕生をインスタグラムで明かしています。また、2025年7月には第二子の誕生も報告しており、私生活では幸せな家庭を築いていることが知られています。

賛同と共感の声

平井さんの最初の投稿には、3100件を超えるリプライが寄せられ、その中には彼の意見に賛同する声も多く見られました。「本当にその通り。うちは出会って10年、子供もいるけど妻が自分にとってパーフェクトすぎて他の女の人なんて見ても何にも思わない」という体験談や、「叩く人もいる発言かもしれないけど間違ったことは言ってないと思う」といった、平井さんの率直な物言いを評価する意見が目立ちました。彼のようなアーティストが、世間のタブー視されがちなテーマに切り込んだことに共感を示す声もありました。

強い反論と当事者の嘆き

一方で、「不倫」の理由を「妥協婚」に求める平井さんの見解には、強い反論が相次ぎました。「恋愛ソングを歌う人がいうセリフじゃない。即炎上案件」「パーフェクトだと思える人をずっと探し続ける人が増え過ぎて結婚出来ず少子化に繋がってる問題」といった、彼の立場と社会的な影響を指摘する批判的なリプライも多く寄せられました。

さらに深刻だったのは、実際に不倫の被害に遭った当事者からの嘆きの声です。「妥協されてたから私って不倫されたんだ、、そんな風に思いたくなかったな。そして素敵な歌詞書くアーティストの方に言われたくなかった」や、「じゃあ私妥協されたんですね… こんな言葉吐けるやつの曲聴いてたの恥ずかしいです」など、個人的な苦痛と、平井さんの言葉への失望が表明され、多くの共感を呼びました。

続く発言と沈静化しない波紋

こうした反響を受け、平井さんはその後もXでの発言を続けました。まず、「完璧な人なんていないし、多少の欠点を許せるくらい『この人いいな』って思える人と結婚すべき」という意見を引用し、「欠点を許すんじゃなくて、欠点すらも愛おしく、それを含めて完璧と思える相手が現れたらステキね ボクがワイフと出逢ったように」と、自身の結婚観をより詳細に説明しました。

さらに8月18日には、「幸せの価値観なんて人それぞれさ。誰かと比べた途端に、自分の幸せを気付けなくなってしまう」と投稿。これらの追加発言は、当初の炎上を鎮静化させるどころか、かえって火に油を注ぐ形となりました。「この間の発言から何にも思わねー。歌手なんだから言葉を伝える職業だからこそこの間の発言はショックすぎた。もう遅いですよ」「炎上商法ですかね?」といった冷ややかな反応が引き続き寄せられており、平井さんの発言に対する波紋は依然として収まっていません。

結論

平井大さんの不倫と結婚に関する持論は、SNS上で賛否両論を巻き起こし、特に「妥協婚」という言葉が多くの議論を呼んでいます。彼の発言は、個人の結婚観や幸福論、そして不倫という社会的なテーマに対して、改めて人々に深く考えるきっかけを与えましたが、同時にアーティストとしてのイメージや、言葉の持つ影響力の大きさについても、改めて問いかける形となりました。この議論は、今後も様々な形で展開していくことが予想されます。

参考資料