【現場報告】現役医師しゅんPが語る「今」流行のコロナ症状

現役医師でありお笑いタレントのしゅんしゅんクリニックP氏(42)が、自身のYouTubeチャンネルで新型コロナウイルス(コロナ)の最新症状について現場での実感を報告しました。この情報は、感染状況が変化する中で、一般の人が現在の症状傾向を理解する上で非常に重要となります。

外来患者の増加と現場の体感

しゅんしゅんクリニックP氏は、週に2回ほど内科クリニックで外来勤務をしており、最近、コロナ患者の増加を肌で感じていると語っています。約1週間前には1日に1~2人程度だったコロナの陽性患者が、直近では1日に7~8人まで増加していると明かしました。この具体的な数字は、地域での感染拡大が実際に進んでいることを示唆しています。

症状の変化:風邪に似た軽症が多数

現在のコロナの症状は、以前と比べて「普通の風邪」に似た軽症が多いという印象をしゅんしゅんクリニックP氏は報告しています。以前は高熱や激しい喉の痛みが特徴的でしたが、最近では約7割の患者が微熱(37度前後、高くても37.2度程度)にとどまっているとのことです。
現役医師しゅんしゅんクリニックPが新型コロナウイルスの最新症状について解説する様子現役医師しゅんしゅんクリニックPが新型コロナウイルスの最新症状について解説する様子さらに、平熱で過ごす人や、わずかな鼻水、軽い喉の痛みといった一般的な風邪のような症状のみのケースも多いと述べました。これは、ウイルス株の変化や集団免疫の獲得が影響している可能性も考えられます。

重症化するケースも存在

一方で、全ての患者が軽症というわけではないこともしゅんしゅんクリニックP氏は強調しています。全体の約2割の患者は、依然として39度から40度近くの高熱を出すなど、比較的重い症状を呈しているとのことです。このため、症状が軽くなったとしても、コロナウイルス感染症自体が軽視できるものではなく、引き続き感染予防策を講じることが重要であると警鐘を鳴らしました。

まとめ

現役医師しゅんしゅんクリニックP氏の報告は、現在のコロナ感染症が以前よりも軽症化し、風邪のような症状で済むケースが増えている一方で、依然として重症化するリスクも存在することを示しています。軽微な症状であっても油断せず、基本的な感染対策の継続が、自身と周囲の健康を守る上で不可欠です。


参考文献