経済学者で慶大大学院・岸博幸教授(62)が21日に自身のX(旧ツイッター)を更新。給付案をめぐり、自民党に「アホか」と苦言を呈した。
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岸氏は、自民党が参院選で大敗したことを受け、現金の一律給付案を見直すという報道に言及。「繰り言になって恐縮だが、僕は選挙戦に入る前段階で自民党の幹部に『富裕層に2万円配る意味なし、物価高の影響大きい低所得層にフォーカスした給付金にすべき』と何度も提言したが、聞いてくれなかった。それが今頃修正って遅すぎ。アホか」と苦言を呈した。
また「政府は給付金というと前例のある全国民か、住民税非課税世帯のどちらかを対象としたがるけど、後者もダメ。一定年収以下の勤労世帯を対象とすべき。源泉徴収と確定申告の仕組みを活用すれば十分に実現可能」と提言していた。
岸氏は今夏の参院選で自民党から出馬したが、落選している。