「Number―i(ナンバーアイ)」平野紫耀の弟で、ラッパー、経営者、デザイナー、俳優などマルチに活動する平野莉玖の公式サイトが26日までに更新され、主演を務める予定だった映画「センティエントゲーム」の降板を発表した。
25日に「映画『センティエントゲーム』降板に関するご報告」と題した文章をアップ。「この度、平野莉玖が主演を務める予定であった映画『センティエントゲーム』につきまして、降板する運びとなりましたことをご報告いたします」と伝えた。
経緯については「本作品については、撮影開始以降、度重なるスケジュール遅延が発生し、当初予定していた撮影計画が大きく変更されました。スケジュールの調整に最大限協力してまいりましたが、当初のプロデューサーやキャスティング等との連絡が滞り、制作の進行状況や公開時期についても確認が取れない状況が続きました。そのような中、当初の担当プロデューサーより事務所に一切説明もなく、主演から降板し別の方が主演を務めることになっていた事実を、事前の説明がないまま知るに至りました」と説明した。
また「撮影には一部参加いたしましたが、その後は別の方による撮影が進められていると聞いております。このような経緯を踏まえ、正式に降板させていただく決断をいたしました」と報告。「本作品を楽しみにしてくださっていたファンの皆様、また関係者の皆様に、このような形でのご報告となってしまったことを、心よりお詫び申し上げます。今後とも、より良い作品をお届けできるよう努力を続けてまいりますので、引き続き温かいご支援を賜れますと幸いです」とつづられた。
平野は自身のインスタグラムのストーリーズに、公式サイトのURLを掲載して「皆さんにお伝えしたい内容、全てオフィシャルサイトに書かせて頂きました。まずは期待して待っていてくれたファンの皆様本当にごめんなさい」と謝罪。
続けて「今回の件ですごく悔しい思いをしましたし、1番は皆さんを悲しませてしまうという事で、今までにない憤りを感じています」と心境を記し、「ですが、この気持ちをいつまでも抱えても誰もいい気持ちにはならないとも思っております。なので今日だけ、今日だけは悔しい思いをして、明日からは切り替えて前に進もうと思います」とメッセージを寄せた。
同映画は、新しい囲碁の世界を届けるファンタジーエンターテイメント映画。ヒロイン・搗宮姫奈とダブル主演で、映画の主演は初めての予定だった。24年5月に東京・日本棋院東京本院で行われた制作発表記者会見に平野も出席していた。
報知新聞社