今田美桜さん主演のNHK連続テレビ小説『あんぱん』第110回が、8月29日(木)に放送されます。第22週「愛するカタチ」では、主人公のぶと嵩が新生活を始め、やなせたかし氏の代表作『やさしいライオン』が誕生する感動的な瞬間が描かれます。本記事はネタバレを含みますので、ご注意ください。
『あんぱん』作品概要と豪華キャスト陣
朝ドラ通算112作目となる『あんぱん』は、子どもたちの人気者<アンパンマン>を生み出したやなせたかしと、妻・小松暢の夫婦をモデルとした物語です。ヒロインの<朝田のぶ>を今田美桜さんが、夫である<柳井嵩>を北村匠海さんが演じ、激動の時代を生き抜く二人の姿を描きます。
共演者には、のぶの父・結太郎役の加瀬亮さん、母・羽多子役の江口のりこさん、嵩の母・登美子役の松嶋菜々子さん、嵩の伯父・寛役の竹野内豊さん、謎のパン職人・屋村草吉役の阿部サダヲさんなど、豪華俳優陣が揃っています。語りは林田理沙アナウンサー、脚本は中園ミホさん、主題歌『賜物』はRADWIMPSが担当し、作品世界を深く彩ります。
第110回「愛するカタチ」あらすじ
第22週の最終盤となる第110回では、のぶ(今田美桜さん)と嵩(北村匠海さん)が新居へ引っ越し、羽多子(江口のりこさん)との新たな同居生活を始めます。
新居で羽多子と暮らし始める朝田のぶ(今田美桜)と柳井嵩(北村匠海)の様子そんな中、羽多子が受けた電話での依頼は、嵩へのラジオドラマ脚本執筆でした。脚本家としての自信を失い躊躇する嵩に、のぶは彼が昔描いた一枚の絵を見つけ、そのストーリーの持つ温かさに感銘を受けます。子どもと母親の温かい物語だからこそ、書くべきだと嵩の背中を強く押すのぶ。彼女の励ましによって創作意欲を取り戻した嵩は、翌日、ラジオから自身の作品『やさしいライオン』を流すことになります。これは、やなせたかし氏の名作が誕生する感動的な瞬間を描く、物語の転換点となる重要なエピソードです。
まとめ
今回の第110回は、のぶと嵩が互いに支え合い、家族の絆を深める過程、そしてクリエイティブな挑戦が実を結ぶ瞬間を描きます。やなせたかし氏の代表作『やさしいライオン』誕生の背景に、夫婦の愛と励ましがあったことを知る貴重な機会となるでしょう。新生活の中で深まる二人の関係性と創作の軌跡に、ぜひ今後の放送にもご注目ください。
Tài liệu tham khảo:
「婦人公論.jp」編集部