あいみょん、タトゥーめぐる賛否両論。野外フェス出演とSNS投稿で露出増

シンガーソングライターのあいみょん（30）が、野外音楽イベント「ワイルドバンチフェス」への出演や自身のSNS投稿を通じて、かねてから注目を集めていたタトゥーへの世間の反応が再び焦点となっています。彼女はイベントの感想を自身のX（旧Twitter）で共有し、熱狂的なパフォーマンスを披露しました。大ヒット曲『マリーゴールド』や『君はロックを聴かない』などを歌い上げ、会場は大いに盛り上がりましたが、その一方で、彼女のタトゥーをめぐる議論は依然として続いています。

ファッション誌『GINZA』での“衝撃的な”タトゥー露出が議論の的に

あいみょんのタトゥーが大きな注目を集めたのは、8月8日に発売された女性ファッション誌『GINZA』9月号の表紙に登場した際でした。スポーツ紙記者によると、「ヘアスタイルやメイクが“いつものあいみょん”とは大きく異なり、それだけでもかなりの衝撃だった」といいます。しかし、それ以上に物議を醸したのは、左腕に確認された人の形をした絵柄のタトゥーでした。この件がネットニュースで取り上げられると、世間からは大きな反響が寄せられました。

ネット上のコメント欄には、タトゥーに対する根強い抵抗感が示されました。あるユーザーは、「昭和に生まれた私にはタトゥーへの先入観は今もなお消えません。若い方には理解があるのかも知れませんが、見た目で決めてしまうのは確かに如何なものかと思いつつも、タトゥーだけはどうしても受け入れられない」と、自身の価値観を吐露。また、「タトゥーを入れている人は、かえってダサく感じる。個人の趣向だから別に良いのだけど。逆に何も入れてない人の方がポリシーを感じます」といった意見や、「ドラえもんとか子供向けの曲も作るなら入れるべきではなかったでしょうね」といった、イメージとの乖離を指摘する声も見られました。

あいみょん、注目を集めるタトゥーを露わにした姿

野外フェスやSNSでタトゥーを“隠さない”姿勢

このような議論が続く中、前述の音楽イベントに参加したあいみょんの衣装も注目されました。彼女はノースリーブの衣装で登場し、話題となった左腕のタトゥーを隠すことなく披露しました。音楽ライターは「もう吹っ切れたようですね」と語り、「実は19日までに更新したインスタグラムでもタトゥーが見える自撮り写真をアップしており、“もう隠す気はない”という意思表示を感じましたね」と指摘しています。

しかし、タトゥーが見える自撮り写真を取り上げたネットニュースのコメント欄には、依然としてタトゥーへの拒否反応が続いています。「タトゥー反対派を煽ってるんだろね」「どんなに小さかろうと30歳過ぎた大人がタトゥーって…ホントに幼稚やな」「温泉には入れませんね、それが日本です」など、あいみょんのタトゥーをめぐる否定的な意見は収束を見せていません。

まとめ

あいみょんのタトゥー露出は、著名人の自己表現と、日本の社会におけるタトゥーの受容性というテーマを改めて浮き彫りにしています。世代間や価値観の相違から生じる賛否両論は、現代社会における多様な表現のあり方と、それに伴う社会の反応について深く考えさせるものです。彼女の今後の動向、そしてこの問題が社会に与える影響に、引き続き注目が集まることでしょう。