パレスチナ自治区ガザでイスラム主義組織ハマスの人質となったイスラエル人ガイ・ギルボアダラルさん(24)の家族が28日、東京都内で記者会見した。父親のイランさんは「食事も治療も与えられていないであろう息子の命が心配だ」と、人質の解放に向けた支援を求めた。
ガイさんは2023年10月7日、友人と野外音楽祭に参加した際、ハマスによる越境攻撃が始まり、ガザに連れ去られた。ガイさんが日本語を勉強し、日本旅行を夢見ていたといい、イランさんは「私たちが日本にいるこの時にも、息子はガザの暗いトンネルの中で、死にかけている」と訴えた。
ガザでは人質50人が拘束され、そのうち約20人が生存しているとされている。ガイさんは生存しているとされ、兄のガルさんは「毎日、弟のことを考え、ガザのトンネルから叫び声が聞こえるようだ」と語った。(国際部 村上愛衣)