女優の趣里が8月29日、自身のインスタグラムを通じて結婚と妊娠を正式発表しました。相手は7人組ボーイズグループ「BE:FIRST」のメンバー、RYOKIこと三山凌輝氏。連名での報告では「出産までの間、少しでも穏やかな環境で過ごせるようにとの思いから、このタイミングでご報告させていただくことになりました」と、温かいメッセージが綴られました。しかし、この慶事の裏では、父親である水谷豊氏の過去の発言や、夫となる三山氏の過去のスキャンダルが、業界内外で静かに波紋を呼んでいます。
趣里がエランドール賞授賞式で笑顔を見せる姿。父・水谷豊の懸念とは対照的な晴れやかな表情。
三山凌輝氏の過去と業界の不安視
新婚生活のスタートにもかかわらず、夫である三山凌輝氏には、過去の女性問題が取り沙汰されていました。2024年4月には『週刊文春』が、YouTuberとしても活動する実業家「Rちゃん」との交際・婚約トラブルを報道。2023年には浮気が発覚して婚約解消に至ったとされ、Rちゃんが三山氏に総額1億円を「貢いでいた」と報じられました。これに対し、三山氏は後の文春インタビューでRちゃんとの交際中の浮気を否定し、金銭援助については「受け入れることが愛情表現」と弁明したとされています。この一件から、一部のスポーツ紙芸能デスクは「“結婚詐欺”まで疑われた三山ですが、果たして趣里さんにとって“信じられる男性”なのか、すでに安定期に入っている子どもを含め、趣里さんの結婚生活の先行きを不安視する業界関係者は多い」と懸念を示しています。
水谷豊氏が娘に語った芸能界と男性への警鐘
趣里さんの結婚・妊娠を最も心配しているのは、両親である水谷豊氏と伊藤蘭氏であることは想像に難くありません。特に、一人娘を深く愛してきた水谷氏は、三山氏の女性トラブルが報じられていた2023年当時、『婦人公論.jp』のインタビューで、女優としての道を歩み始めた趣里さんについて、率直な思いを語っていました。水谷氏は「本音を言うと、趣里には芸能界に入ってほしくなかった。だってこの世界、どんな男がいるかわからないし。(笑)」と発言。さらに、「天国と地獄を味わわなきゃいけない。だから子どもの頃から、『こっちに来ちゃダメ』と言い聞かせていたんですけどねぇ」と、自身が長年身を置いてきた芸能界の厳しさ、そして人間関係の難しさについて警鐘を鳴らしていました。この「どんな男がいるかわからない」という言葉は、現在の三山氏との状況と重なり、改めてその含意が注目されています。
親心と新たな門出への期待
水谷氏は、娘が一人前の女優、そして一人の女性として独り立ちしたことに対し、「今はもう自分の世界があるようなので、僕は一切何も言いませんが」と、娘の選択を尊重する姿勢を見せつつも、どこか寂しげな親心を吐露していました。趣里さんの結婚生活が三山氏との間でスタートしましたが、もし困難に直面した際には、娘を溺愛する水谷豊氏が真っ先に駆けつけるであろうことは間違いありません。趣里さんの新たな門出が、公私ともに穏やかで幸せなものとなるよう、多くの人々が温かい眼差しを向けています。
参考文献
- Yahoo!ニュース (記事元)
- 『週刊文春』 (三山凌輝氏の交際トラブルに関する報道)
- 『婦人公論.jp』 (水谷豊氏インタビュー記事 2023年7月19日配信)