【カブール共同】国連女性機関(UNウィメン)は30日までに、アフガニスタンのイスラム主義組織タリバンが停止している中学生以上の女子教育について、アフガン人の92%が「教育を受けることが重要」と考えているとする調査結果を発表した。タリバンの女性抑圧策の象徴でもある政策を国民は支持していない実態が浮き彫りとなった。
タリバン復権から5年目に入ったが、タリバン暫定政権を正式承認したのはロシアだけにとどまっている。日本や米欧は女子教育停止や女性の就労、行動の制限を人権侵害だと批判している。タリバン側は「女子教育は内政問題」として各国に干渉しないよう要求している。
国連女性機関は、ほぼ全てのアフガン人が女子の学ぶ権利を支持していると指摘し「少女たちはいつも、勉強がしたいと最初に口にする。家族も娘たちに夢を持ってほしいと考えている」と訴えた。調査は2~3月に戸別訪問形式で2千人以上を対象に実施した。
これとは別に7~8月に3千人以上を対象に実施した電話調査で、75%近い女性が精神状態が「悪い」または「非常に悪い」と回答した。