夏の終わりを彩る恒例のチャリティー番組『24時間テレビ48-愛は地球を救う-』(日本テレビ系)が8月30日より放送されています。今年の目玉企画の一つである「能登復興への想い」書道パフォーマンスには、女優の仲間由紀恵さんが登場し、その近影と姿が大きな話題を呼んでいます。
能登復興への願いを込めた書道パフォーマンス
今回のパフォーマンスで仲間由紀恵さんが共演したのは、2024年1月1日に発生した能登半島地震により地元を離れて生活する、石川県輪島市の日本航空高等学校書道部の生徒たちです。震災で困難な状況に直面しながらも、前向きに書道に取り組む生徒たちと共に、仲間さんも舞台に立ちました。
本番では、書道部の生徒たちが音楽に合わせてダイナミックに舞いながら大きな紙に文字を書き上げていきました。その中に仲間由紀恵さんも加わり、繊細かつ力強く筆を動かす姿は、見る者の心を捉えました。生徒たちと同様に、えんじ色と黒の袴を着用し、長い髪を一つに束ねた彼女の姿からは、並々ならぬ気迫と、生徒たちへの温かい眼差しが感じられました。
「24時間テレビ」で書道パフォーマンスを披露する仲間由紀恵。能登復興への願いを込めて、真剣な表情で筆を走らせる姿。
視聴者からの温かい反響:「お母さん感」と“ヤンクミ”像
仲間由紀恵さんの今回の出演に対して、視聴者からはSNSを中心に多くの反響が寄せられています。特に、少しふっくらとした印象を与えた彼女の姿には、「仲間由紀恵さんがふっくらしててなんというか安心する」「めちゃくちゃいい歳の取り方してるやん」といった好意的なコメントが多く見られました。また、生徒たちを見守る優しい表情からは「お母さん感がすごい」といった声も上がり、その人間味あふれる姿が多くの共感を呼びました。
こうした温かい反応の背景には、仲間由紀恵さんが過去に演じた象徴的な役柄、特に教師としてのイメージが強く影響していると芸能関係者は指摘します。彼女は、2002年から2009年にかけて放送され社会現象となった大ヒットドラマ『ごくせん』シリーズで、熱血教師“ヤンクミ”こと山口久美子役を演じました。極道の娘でありながら、生徒たちと真正面から向き合い、愛を持って導く“ヤンクミ”のキャラクターは、多くの視聴者の心に深く刻まれ、今もなおそのイメージが定着しています。
実際、X(旧Twitter)では「仲間由紀恵が学校に来たら、もうそれはごくせん」といった投稿が多数見受けられ、今回の書道パフォーマンスで生徒たちに寄り添う仲間さんの姿に、かつての“ヤンクミ”を重ね合わせる視聴者が多かったことが伺えます。
結びに
『24時間テレビ』での仲間由紀恵さんの書道パフォーマンスは、能登復興へのメッセージを力強く届けただけでなく、彼女の変わらぬ魅力と、視聴者の中に深く根付いた“ヤンクミ”像を改めて印象付ける機会となりました。少しふっくらとした近影が「安心する」と評されるなど、飾らない自然体な姿が共感を呼び、国民的女優としての存在感を改めて示したと言えるでしょう。