イラクで2300年前の墓地見つかる 干ばつ続き水位低下のダム湖で


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 AFP通信などによると、墓地が見つかったのは北部ドホーク県の発掘現場。1986年にダムが建設され、一帯は水没していたが、近年は干ばつで水位の低下が進み、発掘調査が行われていた。

 イラクでは5年連続で干ばつが起きている。今年は過去最悪規模とされ、ダム湖の貯水量は容量の8%まで減少した。このため、調査範囲がこれまでよりも広がり、今回の発見につながったとみられる。

 中東ではイラクのほか、イランやシリア、レバノンなどでも干ばつが深刻化しており、多くの住民が水不足に見舞われている。【カイロ金子淳】



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