たむらけんじ、30代一般女性と再婚を発表 米国移住後の苦難を乗り越え新たな門出へ

米国を拠点に活動するお笑い芸人のたむらけんじ(52)が、この度30代の一般女性と再婚したことが1日、明らかになりました。お相手の女性は「エキゾチックな顔立ちの美人で、さっぱりした行動的な性格」と知人からの情報があり、細やかな気遣いをしがちなたむら氏とは「相性抜群」とのことです。たむらけんじ氏本人もスポニチ本紙の取材に対し、「まだ周囲に報告していない方もいるのであまり話せないのですが、再婚は事実です」と認め、新たな人生のスタートを切ったことを示しました。

米国移住と活動の変化、そして新たな出会い

たむらけんじ氏は、2021年12月に「50歳の誕生日で芸人を引退し、新しいことに挑戦したい」と宣言していましたが、その後引退を撤回しました。2023年5月には、出演していたテレビのレギュラー番組7本全てを降板し、米ロサンゼルスへ移住。活動の拠点を海外へと移していました。再婚相手の女性とは、もともと十数年来の友人関係にありましたが、渡米前は連絡を取り合っていませんでした。しかし、2024年にたむら氏が帰国した際に再会し、約1年間の交際を経て今回のゴールインに至ったとのことです。

困難な時期を支え合った絆

昨年はたむら氏にとって前途多難な一年でした。一部週刊誌で先輩芸人への女性上納疑惑が報じられ、本人はこれを否定したものの、米国での仕事が激減。さらに10月には、自身がオーナーを務める「炭火焼肉たむら」が牛肉の原価率高騰や集客低下により経営難に陥っていることを公表しました。このような厳しい状況下での結婚は、関係者によると「奥さんが、どんなことがあってもたむらさんを支えようと思ったということでしょう」と語られています。物価の高い米国での新生活は困難も伴うと予想されますが、二人の協力があれば乗り越えられるとの期待が寄せられており、今後は現地でのビジネスをサポートしていく考えだそうです。

日米を跨ぐ「プチ遠距離婚」と今後の展望

現在、たむらけんじ氏は焼き肉店の立て直しのため、2カ月に一度のペースで日本に戻り、”単身赴任”という形で奮闘を続けています。経営が軌道に乗るまでにはまだ時間がかかると見られますが、日米間を行き来する「プチ遠距離婚」という新しいスタイルで、二人の生活を築き上げていくことになります。苦難を共に乗り越え、より一層深まった絆で、新しい家族の形を創造していくことでしょう。

過去の結婚・交際歴と今後の情報発信

たむらけんじ氏は1998年に結婚し、2013年7月に離婚しており、前妻との間に1男2女をもうけています。また、20代の頃にはタレントの鈴木紗理奈(48)と交際していたことでも知られています。
なお、たむらけんじ氏は、吉本興業の養成所「NSC吉本総合芸能学院」の11期生で同期である陣内智則(51)のYouTubeチャンネル「陣内智則のネタジン」の収録にこのほど参加しました。この番組内で結婚についても語られており、その模様は明日3日の午後7時から配信される予定です。

たむらけんじ氏の新たな門出は、多くの困難を乗り越えた末の喜びであり、今後の活動にも良い影響を与えることが期待されます。日米を股にかけた挑戦と、それを支える新しい家族との絆に、温かいエールが送られています。

出典: スポニチアネックス / Yahoo!ニュース