朝ドラ「あんぱん」で話題沸騰!やなせたかし作「幻の似顔絵」実話に視聴者感動

NHK連続テレビ小説「あんぱん」で描かれたやなせたかしさんと暢さん夫婦にまつわる似顔絵のエピソードが、脚本家・中園ミホ氏の「実話」に基づいていることが判明し、SNS上で大きな話題を呼んでいます。デパートでの偶然の出会いから生まれた貴重な一枚が、ドラマの感動をさらに深めています。

ドラマ「あんぱん」を彩る似顔絵シーン

28日の放送回では、柳井嵩(北村匠海)と暢(今田美桜)夫妻の元を訪れた小学生の少女、中里佳保(永瀬ゆずな)が、嵩から温かい似顔絵のプレゼントを受け取る心温まる場面が描かれました。このシーンは、やなせたかしの優しい人柄を象徴するものとして、多くの視聴者の感動を誘いました。ドラマ公式Xでは、劇中の似顔絵とともに、ある特別な事実が明かされたのです。

朝ドラ「あんぱん」で永瀬ゆずなが演じる少女が、やなせたかしから贈られた劇中似顔絵を手に。朝ドラ「あんぱん」で永瀬ゆずなが演じる少女が、やなせたかしから贈られた劇中似顔絵を手に。

脚本家・中園ミホ氏とやなせたかしの秘蔵の似顔絵

公式Xの投稿によると、紹介された似顔絵の3枚目こそが、ドラマの脚本を手掛ける中園ミホ氏が6歳の頃、やなせたかしさん本人に描いてもらった実物の似顔絵だというのです。デパートの似顔絵コーナーでの偶然の出会いから生まれたこの貴重な一枚は、ドラマのワンシーンとはシチュエーションこそ異なるものの、やなせさんの絵に対する深い愛情と、人との出会いを大切にする姿勢が伝わる「実話エピソード」として、ドラマに深みを与えています。

SNSで広がる驚きと感動の声

この驚きの事実に、SNS上では「実話とは知らなかった!」「本物が見れるなんて貴重!」「やなせたかしさんの似顔絵は線が太くて本当に格別」「美術さんも上手だけど、やはり本物のオーラが違う」「大切に保管されてきた奇跡の一枚」といった感動や称賛の声が多数寄せられました。中園氏が幼い頃の体験を作品に昇華させたことに「奇跡的」と評する声も上がり、ドラマと史実の繋がりが視聴者の心を強く揺さぶっています。

結びに

NHK連続テレビ小説「あんぱん」は、やなせたかし夫妻の人生をモデルに、愛と勇気、そして創造の喜びを描いています。今回の「秘蔵の似顔絵」に関する実話の公開は、ドラマが単なる物語ではなく、実在の人物たちの温かいエピソードに根差していることを改めて示しました。やなせたかし氏の遺した温かいメッセージと、それを現代に伝える中園ミホ氏の情熱が、多くの人々の心に響き渡っています。


参考文献:

  • 西日本スポーツ. 「「実話とは知りませんでした」「やはり本物!」脚本家公開の〝秘蔵〟似顔絵が話題の朝ドラ「あんぱん」に出演した永瀬ゆずな」. Yahoo!ニュース, https://news.yahoo.co.jp/articles/dd0683875f08b1aa8e60c180b4b1a7a100165c85 (最終閲覧日:2024年7月29日).
  • NHK連続テレビ小説「あんぱん」公式Xアカウント. (@asadora_anpan)