地頭がいいのに5浪した彼の自戒 「帰国子女→名門校中退→高2で大検取得」もなかなか突破できなかった医学部の壁


【写真を見る】地頭はいいのに5浪…。医学部の壁にぶつかるも夢を追った山尾さんの現在

■早稲田の付属校を中退し医学部を目指す

 今回お話を伺った山尾さんは、早稲田大学本庄高等学院に進学するも、中退し、5浪で医学部に入った方です。

 そのまま行くと早稲田大学に通える環境にいながら、その環境を蹴って医学部を目指したのには、思わぬ理由がありました。

 山尾さんは開業医の父親と専業主婦の母親のもと、東京都葛飾区亀有に生まれ育ちました。幼少期は読み書きやそろばんができたようで、公立小学校に上がってもKUMONに通い、学校の中では頭のいい部類だったそうです。

 しかし、中学受験のために日能研に小3から入ったものの、勉強する癖がなかったので成績は一番下のほうになってしまいます。

 特に勉強に興味はなかったため、成績が下がったことも気にせず楽しく過ごしていた山尾さん。しかし、結局中学受験をすることはありませんでした。というのも、小学5年生になると親が離婚。留学願望のあった母親についてオーストラリアに行ったのです。



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