イスラエル国防相、フーシ派に旧約聖書の「10の災い」もたらすと表明「長子は皆殺し」


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カッツ氏はX(旧ツイッター)に、「フーシ派が再びイスラエルに対してミサイルを発射している。暗闇で覆う災い、長子を皆殺しにする災い──われわれは10の災いすべてをもたらす」と述べた。

カッツ氏が言及した10の災いは、旧約聖書の出エジプト記で、奴隷状態にあったイスラエル人を解放するため、神が古代エジプトにもたらしたもの。内訳は、川の水を血に変える災い、カエルを放つ災い、ブヨを放つ災い、アブを放つ災い、家畜に疫病をはやらせる災い、腫れ物を生じさせる災い、ひょうを降らせる災い、イナゴを放つ災い、暗闇で国を覆う災い、長子を皆殺しにする災い。

イスラエル軍は4日、イエメンから発射されたミサイル1発がイスラエル領外に着弾したと発表した。同軍は3日にも、フーシ派が発射したミサイルを迎撃・撃墜したと発表したばかり。

先週のイスラエルによる空爆でフーシ派の「首相」と幹部11人が死亡したの受け、フーシ派はイスラエルへの攻撃を強化すると表明した。

フーシ派は、2023年10月にパレスチナ自治区ガザ地区での紛争が勃発(ぼっぱつ)して以来、パレスチナ人を支援するためと称してイスラエルに対し無人機とミサイルによる攻撃を繰り返している。

イスラエルはイエメンで複数回の報復攻撃を実施しており、フーシ派が支配する港湾や首都サヌアを標的としている。【翻訳編集】 AFPBB News



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