「アイドルが結婚しない時代」は過去のものとなり、ファンもまた彼らの恋愛や結婚を寛容に受け入れる風潮が定着して久しい。しかし、光GENJI時代から“永遠の王子様”として多くのファンを魅了し続けてきた堂本光一(46才)となると、その話はまた別格に受け止められるだろう。端正な顔立ちとステージ上の圧倒的な存在感で知られる彼が、長年のファンへの配慮と自身の愛を両立させるためにこだわった結婚の条件とは一体何だったのか、そしてその背景にあるであろう女優・佐藤めぐみ(40才)の大きな決断に迫る。
堂本光一、4年ぶりソロツアーで示した「覚悟」
2023年10月11日、横浜アリーナのステージに立った堂本光一は、万感の思いを込めて語った。「いろんな環境が変わりましたが、コンサートをやれること、そして皆さんに足を運んでいただけることをうれしく思います」この日は、実に4年ぶりとなるソロアリーナツアー「RAISE」の神奈川公演初日であり、彼のキャリアにおける重要な節目となった。
音楽関係者からは「光一さんのアイドル人生の集大成となるようなステージでした。特に演出の豪華さは圧巻で、客席の頭上を移動する“浮き橋”に乗ってのパフォーマンスでは会場の熱気が最高潮に達しました」との声が上がった。生バンドとオーケストラを従え、全28曲を熱唱し、1万5000人の観客を魅了した彼の表情には、どこか未来への「覚悟」のようなものが表れていたという。
佐藤めぐみ、所属事務所退所とインスタ削除の波紋
堂本光一との長年にわたる熱愛が2023年に報じられた俳優の佐藤めぐみ(40才)が、2023年9月30日付けで所属事務所を退所し、続いて自身のインスタグラムのアカウントを削除したことが、堂本光一のファンの間で大きな「ざわめき」として広まりつつある。この一連の動きは、二人の関係の次の段階を示唆しているとして、注目を集めている。
結婚間近とされる堂本光一と芸能界引退を表明した佐藤めぐみ
女優・佐藤めぐみのキャリアと知られざる決断
佐藤めぐみは、中学生の時に芸能界入りし、2001年のドラマ『3年B組金八先生』(TBS系)の生徒役でデビューを果たした。その後、2007年の朝ドラ『ちりとてちん』では、ヒロインと同姓同名ながらも、明るく優秀な親友という難しい役柄を嫌みなく演じきり、高い評価を得た。以降も映画、ドラマ問わず数々の話題作に出演を続けた実力派女優である。
昨年は日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』(TBS系)で斎藤工の妻を演じて話題を呼び、2024年夏クールのドラマ『最後の鑑定人』(フジテレビ系)でも落ち着いた演技を見せ、9月に最終回を迎えたばかりだった。また、芸能界きってのコーヒー通としても知られ、近年はバリスタとしてカフェで働いていた経験も持つ。しかし、所属事務所を退所した彼女の今後の活動予定は一切公表されていない。芸能関係者によると、彼女は人知れず大きな決断を下していたという。「明言は避けていますが、今後はフリーなどでも活動せず、芸能界を完全に引退する予定だと聞いています」
10年越しの愛:『Endless SHOCK』が結んだ縁
堂本光一と佐藤めぐみの交際が報じられたのは、2023年2月のことだった。その時点で、すでに交際期間は10年以上にも及んでいたという。二人の出会いは、堂本光一が主演を務める大人気ミュージカル『Endless SHOCK』で、佐藤めぐみがヒロイン役を務めたことがきっかけだった。
現場の雰囲気に慣れようと必死だった佐藤に対し、座長である堂本光一は優しくサポート。光一が積極的に話しかけるうちに二人はすっかり打ち解け、稽古中に舞台で寝ていた光一に佐藤が「起きろ!」と怒鳴りつけたこともあったという微笑ましいエピソードも伝えられている。光一はそんな佐藤のことを親しみを込めて「裏番長」と呼んでいたほどだ。長年の交際を経て、佐藤めぐみの芸能界引退という決断は、二人の関係が新たな局面を迎えることを強く示唆している。
ソロアリーナツアー「RAISE」成功後の堂本光一。真剣な表情が印象的
結論
堂本光一の4年ぶりとなるソロアリーナツアーでの「覚悟」に満ちたパフォーマンス、そして佐藤めぐみの芸能事務所退所とインスタグラムアカウント削除、さらには芸能界からの完全引退という異例の決断は、二人の関係が結婚という新たなステージへと進む可能性を強く示唆しています。10年以上にわたる愛を育んできた二人の今後の動向は、多くのファン、そして日本の芸能界にとって、大きな注目と期待が寄せられています。