9月3日、警視庁薬物銃器対策課は、大麻を所持していたとして俳優の清水尋也容疑者(20代)を、同居する20代女性と共に麻薬取締法違反(共同所持)容疑で逮捕しました。清水容疑者は容疑を認めているとされ、この突然の逮捕は、彼が出演中の人気ドラマや共演者へ深刻な影響を及ぼしています。
大麻所持容疑で逮捕された俳優の清水尋也容疑者
俳優・清水尋也容疑者の逮捕とこれまでの活動
清水尋也容疑者は、2012年の映画『震動』で俳優デビューを飾り、その才能が注目されてきました。特に映画『東京リベンジャーズ』シリーズで演じた半間修二役は、多くのファンに強烈な印象を与え、当たり役となりました。また、NHK連続テレビ小説『おかえりモネ』など、数々の話題作にも出演し、若手実力派俳優としての地位を確立していました。逮捕当時、彼はTBS系で放送中の日曜劇場『19番目のカルテ』に、主人公・松本潤演じる医師の同僚役として出演しており、最終話の放送を目前にしての事件でした。
ドラマ「19番目のカルテ」最終話への影響
『19番目のカルテ』は、9月7日に最終話が放送される予定でした。番組公式インスタグラムでも、六平直政、小芝風花、羽谷勝太、そして清水尋也容疑者らが楽しそうに乾杯する「念願の同期飲み」写真が投稿され、最終話への期待感が高まっていた矢先の出来事でした。この事態を受け、TBSの広報部は本誌の取材に対し、清水容疑者の出演シーンを編集でカットし、対応した上で放送する方針を明らかにしています。これにより、多くのファンが最終話の放送自体は無事にされることに安堵したことでしょう。
ドラマ「19番目のカルテ」で共演した清水尋也容疑者(右から2番目)と小芝風花(左から2番目)ら出演者による「同期飲み」の様子
小芝風花への深刻な波紋とファンの懸念
しかし、この逮捕劇が共演者、特に女優の小芝風花さんに与える影響は甚大であると懸念されています。劇中では、清水容疑者が演じる同期の医師と小芝さん演じる滝野医師の共演シーンが非常に多く、特に最終話では、松本潤さん演じる徳重医師の恩師が難病に苦しむ中、滝野医師が苦悩する重要な展開が予定されていました。演出上、清水容疑者との接点が多くなっていたはずのシーンが全カットとなることで、「小芝さんの出演シーンが大幅に少なくなるのではないか」という不安の声が多数上がっています。X(旧Twitter)上でも、「小芝風花に迷惑かけんなよ」「滝野みずきとの会話とか全部カットでは?」「最終回だからこそ楽しみにしていた鼓舞するシーンがなくなりそうで残念」といった、小芝さんの状況を危惧する投稿が相次いでいます。
続く不運と小芝風花の逆境
実は、小芝さんにとって、清水容疑者の逮捕の直前にも思わぬ「災難」が降りかかっていました。9月1日、「文春オンライン」が報じた北島康介氏の不倫報道において、お相手のホステスが知人の言葉として「30代半ばで女優の小芝風花さん似のホステス」と評されていたのです。小芝さんの美しさが広く認知されているがゆえの比喩表現ではあるものの、明るく元気なイメージを持つ彼女にとって、このような「魔性の女」を想起させるニュースに名前が挙がったことは、ファンにとって複雑な感情を抱かせました。相次ぐ「とばっちり」とも言える不運に見舞われた小芝さんですが、持ち前の明るさと天真爛漫さで、この度の難局も乗り越えてくれることが期待されます。




