LUNA SEAドラマー真矢、脳腫瘍診断を公表過去の大腸がん乗り越え治療専念へ

ロックバンドLUNA SEAのドラマー真矢が8日、自身の公式サイトを通じて、右側頭部に腫瘍が見つかり「脳腫瘍と診断された」ことを公表しました。度重なる病との闘いを経て、真矢氏の今後の治療と活動に大きな注目が集まっています。

過去の闘病と現在の診断

真矢氏は2020年にも大腸がんステージ4と診断され、手術と抗がん剤治療を受けながらもライブ活動を継続してきました。今年2月に東京ドームで開催された結成35周年ツアーのグランドファイナルまで精力的に走り抜いた後、めまいによって倒れ、立てなくなる事態に陥りました。このため脳神経外科でMRI検査を受けた結果、右側頭部に腫瘍が発見され、脳腫瘍と診断されたとのことです。今後は放射線治療に臨む予定ですが、治療に伴う後遺症の可能性も考慮されています。

LUNA SEAのドラマー真矢氏、脳腫瘍診断を公表し、今後の活動と治療に臨む姿

ライブ活動への影響とドラマー淳士氏の起用

今回の診断を受け、真矢氏の健康を最優先するため、11月8日と9日に予定されているライブ公演には、真矢氏自身が最も信頼を置くドラマーである淳士氏が代理として参加することが発表されました。ファンにとっては残念なニュースですが、真矢氏の治療専念をサポートする形となります。

真矢氏とメンバーからのメッセージ

真矢氏からは、ファンに向けて「いつかまたステージに復帰できる時まで、まずは死なないこと、そしてずっと希望を失わないことを約束します。またその時に、皆さん笑顔でお会いしましょう」という力強いメッセージが寄せられました。LUNA SEAの他のメンバー4人も、「何よりもまず、真矢には何も心配せず、治療に専念してもらいたい」と全面的にサポートする姿勢を表明。「これまでどんなときも、LUNA SEAの屋台骨としてバンドを支えてきてくれた彼に今度は僕たちが帰ってこられる場所を守る番です」と、固い結束と温かいメッセージを送っています。

真矢氏は2000年に元モーニング娘。の石黒彩氏と結婚しており、家族の支えも彼の闘病生活の大きな力となるでしょう。

まとめ

LUNA SEAのドラマー真矢氏が脳腫瘍と診断されたことは、多くのファンにとって衝撃的なニュースですが、過去にも大腸がんを乗り越えてきた彼の強い精神力と、バンドメンバーの揺るぎないサポートが、今後の治療と復帰への大きな支えとなるでしょう。日本ニュース24時間では、真矢氏の一日も早い回復とステージ復帰を心から願うとともに、今後の動向に注目していきます。