3カ月オンエアされた月9が「シャーロック特別編」として23日午後9時からフジテレビ系で放送されることが16日、発表された。
特別編には、昨年俳優の玉木宏(39)と結婚した女優の木南晴夏(34)がゲスト出演。フリージャーナリストの門司かれんを演じる。
犯罪捜査専門コンサルタントの誉獅子雄(ほまれ・ししお、ディーン・フジオカ)と元精神科医の若宮潤一(岩田剛典)がバディを組んで数々の難事件を解決してきたミステリーエンターテインメントは、最終回のラストシーンで獅子雄が宿敵とともに若宮らの前で海中に沈んでしまった。
遺体は上がらず、手がかりすらも見つからない。獅子雄がいなくなったことを受け入れられない若宮のもとにかれんが現れる。獅子雄の功績を後世に残すため、彼について話を聞きたいという。そして「獅子雄に関わった人たちを一緒に取材しないか」と提案する。かれんは獅子雄と過去にどんな関係だったのか。本当の目的は…。
木南は、特別編のみ出演という変則パターンに戸惑いながらもディーンについて「浮世離れしたというか、ああいうちょっと人間くさくない役がディーンさんにとてもお似合いだと思います」と語り、「特別編が実は本当の最終回というか…これを見た人と見なかった人とでは全然感想が違うのではないでしょうか」とPRしていた。
また、特別編ではこれまでの各話ゲスト(伊藤歩、松本まりか、金子ノブアキ、若村麻由美ら)から総勢16人が再び出演。その後が新たに描かれる。
同局の太田大プロデューサーは「最終回のその後を描くスペシャルエピソード、最終回を上回るエモーショナルな特別編となった。クリスマスイブの前夜、奇跡を願うタイミングでお届けする。木南さんは目的や正体が見えないなか、物語を牽引していく難しい役どころ。ミステリアスなお芝居で一気に説得力がもたらされた。“何か”をほうふつさせるような衣装にも注目してください」と話している。(産経デジタル)