環境特別広報大使を務める女優の柴咲コウさんが20日、小泉進次郎環境相と省内で会談した。再生素材などを使った自然に優しい女性向けブランドを手掛ける柴咲さんは「(ファッションを通じて)わくわくさせながら意識を高められるのではないか」と話し、服選びが環境問題を考えるきっかけになるとアピールした。
小泉氏は、衣類の製造工程で多量の二酸化炭素(CO2)が排出される現状に言及し「女性や若い人へのアプローチ方法としても大切になる」と応じた。啓発活動に取り組む考えも示した。
柴咲さんは昨年7月、日本の自然や国立公園の魅力などを伝える環境省の大使に就任した。