【日韓】「日本人は親切」・・・徴用工インタビューで『週刊ポスト』vs『韓国MBC』が真実ゲームに突入[12/24]
|週刊ポスト=「インタビューの動画がある」とMBCに反論の姿勢
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日帝時代の元朝鮮人徴用労働者の証言に関連して、日本の有力週刊誌である『週刊ポスト』と韓国の有力放送局である『文化放送(MBC)』との間で、玄海灘を行き来する真実ゲームが繰り広げられることが予想される。
MBCは去る16日、プライムニュースであるニュースデスクの報道を通じて、日本メディアの週刊ポストが高齢の元徴用労働者であるチェ・ハンヨンさん(92歳)とインタビューをして、彼の発言を捏造して記事を報じたと批判した。
具体的には、「虐待する日本人はいなかった」、「日本人の方が親切で韓国人よりも良かった」、「もう高齢なので金銭的補償は全く望んでいない」という形の親日発言を週刊ポストが捏造して挿入したというのである。
▲ MBC『ニュースデスク』2019年12月16日付報道、『 [単独] “日本人は虐待しなかった” と証言?
やはり “歪曲” 』
MBCは、自分のインタビューが捏造されたと主張するチェ・ハンヨンさんの他にも、このインタビューを横で見守っていたと主張する別の徴用労働者の息子であり強制徴用被害者連合会の代表であるチャン・ドクファンさんの発言も紹介した。放送でチャンさんは、目撃者として週刊ポストがチェさんのインタビューを歪曲したと述べた。
しかし今回のMBCの報道は、報道自体に深刻な欠陥があるという指摘が出ている。記事の真偽をめぐる議論と関連して、当事者である週刊ポスト側が「(釈明が聞きたいなら)電子メールを送れ」と明らかにしたにもかかわらず、「(週刊ポストは)立場を示さなかった」とし、別の反対当事者であるチェさんとチャンさんの立場だけをそのまま放送したのである。
特に週刊ポストは元の記事で、元徴用労働者としてチェ・ハンヨンさんの他にもキム・ビョンチョルさん、ソン・ウィボンさん、カン・ジェグさんの証言を追加で聞き取り、他の3人もチェさんと同じようなの証言をしたと伝えている。
キムさんは、「朝鮮人という理由で暴力や虐待があったわけではない」と述べ、ソンさんは、「奴隷のように働かされたという記憶はない」、カンさんは、「巨額の補償を受けるほどの仕事はしていない」と述べた。しかしMBCは問題の報道で、このような証言に対して全く言及しなかった。チェさんの証言に対してだけ問題視したのである。
週刊ポスト名義でチェ・ハンヨンさんらをインタビューした日本のジャーナリストの赤石晋一郎さんは、MBCの報道が出た直後にTwitterを通じて立場を明らかにした。赤石さんは、「韓国MBCのニュース番組が私の記事を糾弾したようだ」とし、「私は徴用工の証言を真摯に伝えた」と強調した。
▲ 日本のジャーナリスト赤石晋一郎のTwitter。MBCの報道が出た直後、16日の夕方から17日の朝の間に寄せられた最初のツイート。参考として赤石さんのTwitterの時間帯は、ソウル・東京の時間帯ではない。
▲ 赤石さんは23日には、より前に進んだ立場を示した。日本のある放送局が、チェ・ハンヨンさんとのインタビューの現場を撮影していたというのである。赤石さんは、ダブルチェックが行われたという点を強調した。
ソース:メディアウォッチ(韓国語)
http://www.mediawatch.kr/news/article.html?no=254489
>>2に続く