大破の建屋、覆うがれき 福島3号機の詳細映像公開

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東京電力福島第1原発3号機の原子炉建屋3階。設備が壊れ、がれきが散乱している=12日(原子力規制委員会提供)

東京電力福島第1原発3号機の原子炉建屋3階。設備が壊れ、がれきが散乱している=12日(原子力規制委員会提供)

 平成23年3月に炉心溶融と水素爆発が発生した東京電力福島第1原発3号機の原子炉建屋について、原子力規制委員会は26日、立ち入り調査で撮影した詳細な映像を公開した。映像では、大量のがれきが床全体を覆い、配管やダクトが折れて散乱。建屋内は原形をとどめておらず、事故の衝撃の大きさを改めて感じさせた。測定した最大の放射線量は2階の配管表面の毎時150ミリシーベルト。

 大破した3号機内は、東電が30年2月にドローンで撮影した画像を公開しているが、詳細な映像の公開は初めて。12日に原子力規制庁職員6人が顔全体を覆うマスクを着け、防護服や手袋を重ね着して入った。建屋は5階建てで、主に3階の破損状況などを調べた。

 線量は事故直後に比べて低下したが、3階では毎時50ミリシーベルト以上を測定。映像でも「急いで通過してください」との切迫した声や、線量計のアラームが複数回聞こえた。

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