27日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は米景気拡大への期待から買われ、過去最高値を2日連続で更新した。終値は前日比23・87ドル高の2万8645・26ドル。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は15・77ポイント安の9006・62。前日に節目の9000を超えたことで利益確定の売りが優勢だった。
ダウ平均は、米中貿易協議の「第1段階」合意の署名に向けた手続きが進展していることが好感された。米年末商戦がインターネット通販を中心に堅調と伝わったことも相場を下支えした。
銘柄別では、スポーツ用品のナイキが買われた。航空機器のユナイテッド・テクノロジーズは下げた。(共同)