大手百貨店で初売り





初売りが行われ、福袋を目当てに多くの人たちが訪れた=2日午前、東京都中央区の松屋銀座(佐藤徳昭撮影)

 大手百貨店で2日、令和2年の初売りが始まり、来店客はお目当ての福袋やセール品などを求めて開店前から行列を作った。福袋では今年開催される東京五輪・パラリンピックにちなんでスポーツものや、ゲーム感覚で楽しめる体験型の商品も目立った。

 東京・銀座の松屋銀座では、未明から来店客が並び始め、通常よりも30分前倒しした午前9時半に開店した。1万円で最大10万円相当の婦人服などが入った人気ブランドの福袋には、女性客らが殺到し、わずか30秒で70個がワゴンからなくなった。輪投げで高級バッグを獲得できる福袋にも行列ができ、約1時間で約7700人が来店した。

 横浜市から来たという主婦(56)は人気ブランドの福袋を2個、獲得してご満悦。「毎年、買えるか運試しと思ってきている。今年は幸先がいいです」と声を弾ませていた。



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