東京都内で1日から2日にかけ、餅をのどに詰まらせて68~96歳の男女14人が病院に運ばれ、このうち80代の男性1人が死亡したことが2日、東京消防庁のまとめで分かった。
同庁によると、男性は2日午前9時半ごろ、足立区の自宅で雑煮を食べた際に餅をのどに詰らせて心肺停止状態になり、その後搬送先の病院で死亡が確認されたという。
同庁は餅による窒息事故を防ぐポイントとして、食べやすい大きさに小さく切る▽急いで飲み込まずゆっくりと噛む▽乳幼児や高齢者が食事をする際には周囲の人が注意を払う-といった点を挙げている。